やあ。
みんなは斬機、使ってる?
使ってないよね、知ってる。
私は普段、公認大会やたまにCSで斬機を使っていて、公認では何度か優勝、8/18のOCS(46人)では3位になることができた。
OCS(46人)、斬機使って6-1の3位でした!
— バラノラ (@psychicbaranora) 2020年8月18日
サンダー ×○○
サンダー ○○
召喚ドラグマ ○×○
オルフェ ○○
トナメ 召喚ドラグマ ×○○
準決 召喚ドラグマ ××
3決 オルフェ ○○
楽しかった! pic.twitter.com/OMqWKAd6XA
斬機はまだまだ一般的にはよく知られていないデッキだろうから、きょうは斬機をよく知らない人のために、斬機を使う上で必須となる基礎知識を書いていこうかな。
基礎知識だから、細かいプレイングやテクニックなどにはあまり踏み込まず、斬機を知らない人が斬機とはどのようなデッキなのか理解できる、といったくらいの内容になる。
細かいプレイングやテクニックまで知りたい人は、不定期で書いている記事
斬機いまこう カテゴリーの記事一覧 - 螺旋式うぇーぶを参照されたし。
それでは、始めよう!
斬機の目的
斬機は何をするデッキなのか。
後攻ワンキルを目指すデッキではない。
斬機は、選択権があるときは(基本的に)先攻を取る。
先攻のときは、超階乗で妨害しつつウィキッドで耐性+リソースを確保し、返しのターンでワンキルを目指す。
後攻のときは、ファイナルやアクセスでワンキルを目指す。
そういうデッキ。
つまり、典型的な展開系。
斬機の採用カード
まず、斬機デッキ特有のサイバース族カードを紹介する。
このデッキの初動になるカードは以下。
初動になりにくい、ならないカードは以下。
初動になるためには、斬機であるか、ssできるか、2体分であることが重要となっている。
順に説明していこう。
シグマ
ssできるけど、ssしたら除外されてしまう斬機。
初動においては実質的に、ssサイバースとして使うか斬機として使うかを選べるということになり、組める相方が最も多く使いやすい。
先攻展開以外でも、墓地リソースとして使うことができたり、ファイナルのためのチューナーとして使うことができるから、文句無しの3枚。
アディオン、サブトラ
ssできる斬機。
初動においては、ssできることと斬機であることを両立しているためシグマと並び使いやすい。
ワンキルを目指す場面においても、ダランからサーチできて状況によらずssでき、攻撃力操作もあるためかなり使いやすく、文句無しの3枚ずつ。
なお、シグマ、アディオン、サブトラの3枚のss後EXからサイバースしか出せなくなるデメリットのおかげでEXはサイバースで固めることを余儀無くされるから、汎用ランク4やアーゼウスとは無縁のデッキとなる。
パラレル
ssできる2体分。
ということで初動としては上記3種以外の斬機とも組めるから、使いやすい。
ワンキルを目指すときは単純にリンク値を伸ばすオバケとして使え、強い。
ss条件が他より若干厳しくnsもできないため稀に手札で腐るものの、そんなことは滅多に無く先攻後攻共に強いから、3枚。
デバッガー
ジェネレーターかバックアップをサーチすれば2体分になる。
このカードの採用理由は他でもない、斬機ネームのカサ増しである。
ジェネレーターをサーチしてジェネレーターで斬機を墓地に落とすことで、超階乗のための3種類の斬機を揃えることができる。
上記3種の斬機3枚ずつ+オマケの斬機だけでは若干斬機の枚数が足りないと思ったから、このカードを採用した。
後攻では斬機を3種集める必要も無く、召喚権が被ると手数が減るので2枚だけ。
今後初動になるような斬機の新規カードが登場するようであれば、このカードは要らなくなる。
バランサー
召喚権を増やし、ウィキッドのコストにするとさらに手札からモンスターをssできる。
このカードはパラレルと同じく、上記3種以外の斬機とも組むことができる。
これができるカードは今のところパラレルとバランサーだけだから、パラレルに次ぐこのカードも採用した。
後攻では召喚権を増やせはするものの妨害を受ければただ召喚権を消費してしまうこのカードは若干使いにくいから、2枚だけ採用。
ダイア
召喚時釣り上げと無効効果付与ができる、斬機デッキが強く動くために重要なカード。
初動としてはパラレルかバランサーとしか組めないから使いにくいけど、先攻でナブラからss、ワンキル時にnsするために少なくとも2枚、余裕を持って3枚採用した。
Xするときに可能な限りこのカードを素材とすることで、実質的に相手の妨害の打ちどころをX前に限定できる。
手札リソースとして最も優秀で、相手ターンのウィキッドでサーチしたり、Gで止まった時にサーチしたりもする。
ナブラ
場のモンスターをデッキ内の斬機と入れ替えられる。
先攻の基本展開ではこのカードを経由してダイア入りダランをssし、斬機2種類を揃えながら超階乗をサーチできる。
後攻ではこのカードを経由してマルチをssし、ファイナルに繋げられる。
展開ルート上必須だから1枚は採用しないといけないけど、初動としては全く使えなくなるべく引きたくないから1枚だけ。
一応墓地効果でファイナルを2回攻撃にできるけどあまり役には立たない。
マルチ
☆8になれ、墓地効果でEXゾーンのモンスターの攻撃力を2倍にできる。
初動としてはダイアと同じくパラレルかバランサーとしか組めないから、使いにくい。
このカードを含めてファイナルを出せば攻撃力が6000となり、攻撃表示の攻撃力2000以下のモンスターを攻撃すれば8000以上のダメージが当たってワンキルとなる。
もちろん手札には来てほしくなく、ナブラでリクルートかダランで蘇生して場に出すため、1枚だけ。
ジェネレーター
デバッガーを斬機たらしめて、斬機3種を揃えやすくなる。
初動としてはデバッガーとしか組めないので、使いにくい。
落とすのは後に墓地からssできるシグマがほとんど。
デバッガーのサーチ先として1枚あればよいから、1枚だけ。
バックアップ
ジェネレーターに次ぐデバッガーのサーチ先。
ジェネレーターがデッキに無いときにデバッガーで展開を伸ばしたり、デバッガー単体でも2体分になるために使う。
初動としてはデバッガーとしか組めないから使いにくいけど、単純にssできるのは悪くない。
もちろん1枚。
・・・
サイバース族モンスターはここまで。
他のカードも紹介していこう。
超階乗
先攻の妨害の全てを担う罠。
墓地の斬機3体でXしてラプラを出せ、相手のモンスター・魔法罠・手札を1枚ずつ墓地へ送りつつ、なんでも無効を立たせ、ウィキッドを起動してダイアをサーチできる。
墓地に斬機が2種類しか無いときもダランを出せ、なんでも無効、ダランのサーチ、ウィキッドのサーチができる。
先攻でダランでサーチして使い、2枚目を打つことはほとんど無いから1枚だけ。
転生炎獣の聖域
ウィキッドの先にベイルを出して、ウィキッドへの灰流を避けるために使う。
初手で引いてもディサイでデッキに戻せ、サーチした後は一滴のコストとしてその一生を全うしてもらう。
灰流、墓穴、抹殺
手札誘発ケアカード。
先攻展開でもワンキルでも1ターンの間にたくさん展開するこのデッキは手札誘発を重く受けてしまい、逆に、手札誘発さえ避ければ勝ちに大きく近づくため、3枚ずつ。
G、ヴェーラー、無限
手札誘発。
抹殺用に各1枚は入れておきたく、あとは現環境を見ての採用枚数となっている。
・・・
メインデッキのカードはここまで。
最後に、EXデッキのカードも紹介する。
ダラン
斬機のサーチと、場のモンスターと手札墓地の斬機の入れ替えができる展開の要。
このカードは可能な限りダイアを素材にしてXし、妨害を受けないようにしたい。
先攻では超階乗をサーチして妨害を用意し、ワンキルを目指すときは各種斬機モンスターをサーチして展開を伸ばす。
特に、このカードの成立がワンキルに直接繋がる。
先攻で1枚、相手ターンで1枚、返しのターンで1枚と計3枚必要になる場面があるから、3枚。
ラプラ
超階乗で出すやつ。
自分のターンではほぼ出さないから、1枚だけ。
ファイナル
EXゾーンに出すと完全耐性、モンスターとの戦闘ダメージ2倍となる、ワンキルの要。
マルチを含めて出すことで攻撃力6000となり、攻撃表示の攻撃力2000以下がワンキルラインとなる。
サブトラを使っていれば攻撃力3000以下でOK。
ただ、これは相手依存で、どんなときも相手フィールドに攻撃表示モンスターがいるわけではない。
あくまでも、“攻撃表示がいるときに成立するワンキルルート”のひとつであるだけである。
そして、完全耐性とはいえども、たかが攻撃力3000なので、全く信頼できない。これで相手ターンを凌ごうなどと思ってはいけない。
出すときは勝利するときであり、勝利とは1試合で2回もすることではないから、1枚だけ。
ウィキッド
ナブラ、ダイア、シグマをサーチでき、盤面に耐性を与えることができる、リソースの要。
先攻ではナブラをサーチしたあと相手ターンでダイアをサーチしつつ、次の自分ターンまでリンク先を守ってくれる。
ワンキル時にはリンク先を守りつつナブラやダイアをサーチして展開に繋げられる。
このカード自体が戦闘効果破壊耐性とかなり固く、そのおかげでサーチが邪魔されにくいのでターンを跨いでリソースを確保しやすい。
あと結構かわいい。
ディサイ、ディヴォ、ベイル、インヴァート
先攻展開で使う。
メイジ、トランス、アクセス
ワンキル時にサイバース2体からアクセスまで行ける。
セキュリティ、スパイダー
自由枠と言えなくもない。
セキュリティは破壊耐性の除去、スパイダーはニビル後の展開に使える。
・・・
これでEXのカードの紹介も終わり。
サイドのカードについてはもはや“斬機の基礎知識”でない。
斬機の先攻展開
ここからは、実際の展開ルートを見ていこう。
斬機の先攻展開は、サイバース2体+手札のナブラを吐く方法を揃えれば成立する。
それは具体的には、サイバース2体+召喚権、サイバース3体、サイバース2体(バランサー含む)のいずれかのことである。
さらに言えば、これらそれぞれに“(斬機含む)”がつく。
いやいや、何言ってんのかよく分かんねえよ。結局何を揃えるの?となることが目に見えるから、もっと具体的に書くと、
サイバース2体+召喚権
・シグマ+アディオン
・シグマ+サブトラ
サイバース3体
・シグマ+パラレル
・シグマ+デバッガー
・アディオン+パラレル
・アディオン+デバッガー
・サブトラ+パラレル
・サブトラ+デバッガー
・パラレル+デバッガー
・パラレル+ダイア
・パラレル+マルチ
・デバッガー+ダイア
・デバッガー+マルチ
・デバッガー+ジェネレーター
・デバッガー+バックアップ
サイバース2体(バランサー含む)
・シグマ+バランサー
・アディオン+バランサー
・サブトラ+バランサー
・デバッガー+バランサー
・バランサー+ダイア
・バランサー+マルチ
のいずれかのことである。ただし、これは2枚組のもののみ。
で、これら2枚組から始める展開は、以下のようになる。
ssサイバース×2
例えばシグマ+サブトラから、
2体をss、2体でディサイディヴォ。
ディサイ効果でディヴォリリースしてマリガン、ディヴォのトークン2体ss。
2体でウィキッドss、1体でベイルss、聖域とナブラサーチ。
ナブラns、ベイルリリースダイアss。
2体でダランss、超階乗サーチ。
相手ターンで超階乗を発動しラプラss、ウィキッドでダイアサーチ。
ここまでが基本の先攻展開。
ラプラの除去・無効、ウィキッドの耐性があり、次ターンのダイアを確保できている。
上のルートはシグマ+サブトラ、すなわちサイバース2体+召喚権だからナブラをnsしたけど、他の方法で出すこともある。
マルチ+パラレルやデバッガー+バックアップなどのサイバース3体のときはベイルとサイバースでインヴァートss、その効果でナブラssとし、
バランサー+マルチなどのサイバース2体(バランサー含む)のときはバランサーの効果でナブラをssする。
初手のパターンは多いけど、どれもやることは同じだからそこまで難しくないね。
また、マルチ+バックアップなど、サイバース2体にはなるけどナブラを吐く方法が無い・・・というときも、とりあえずディサイディヴォまでは行う。
もしマリガンでssサイバースを引いた場合はインヴァートを出せるようななるから、超階乗確保の基本ルートに合流できる。
ssサイバースを引けなかった場合はウィキッドベイルでダイアサーチだけ行っておき、最低限の耐性と次のターンのリソースを残して次のターンのワンキルに備えることになる。
先攻でやることは、まあほとんどこれだけ。
斬機の後攻展開
次は、後攻や先攻3ターン目でワンキルを目指すときの展開を見ていこう。
とは言っても、後攻時は相手の妨害も色々増えてくるから、先攻みたいに毎回同じルートを取ることはできない。
だからとりあえず、1パターンだけ展開を見てもらおうかな。
ssサイバース×3の例
例えばサブトラ+パラレル、すなわちssサイバース×3から、
相手モンスターがいればサブトラはssできる。1体でディサイss、パラレル×2ss。
2体でウィキッドss。1体でベイルss、聖域とダイアサーチ。
ダイアnsサブトラ蘇生、2体でダランss。
ここから、ファイナルを目指すのであればダランでナブラをサーチ、ベイルリリースナブラss。
ウィキッドリリースマルチss☆8。
ナブラマルチでファイナルss。
ファイナルで攻撃表示モンスターを攻撃して勝利、となる。
また、ファイナルでなくアクセスを目指すなら、ダランss後、アディオンサーチss。
アディオンベイルでメイジss、何か蘇生、トランスss、メイジ蘇生、アクセスss。
合計攻撃力は5300+3000+800=9100と、アディオンのパンプが無かったとしてもワンキルとなる。
・・・
はい。この1パターンにワンキル展開の重要なファクターが色々詰まっている。
要は、状況に合わせて、ウィキッドの下で展開して破壊除去に耐性を付けたり、早い段階でダイア入りダランをssしてなんでも無効を付けたりして、敵の妨害をケアしていく。
実質的に、妨害を打たせるタイミングをウィキッド前やダラン前に限定できるということなので、これで妨害を打たせて、後から展開を追加してワンキルと言うのが理想の動き。
また、今のは結構強めに展開できる手札だったけど、そうでないときもある。
そんなとき、例えばランク4を1体程度しか出せないとき、ワンキルができるかどうかを素早く判定できる方法がある。
ダイア単機
ダイアns何か蘇生ダランss、からファイナルしたい。
そんなとき、以下を確認する。
1.手札か墓地に、ナブラ、マルチ、シグマのいずれかがあるか
2.モンスターが1体余分にいるか
これの内2つを満たしているなら、ダイア入りダラン+ファイナルを出せる。
1つだけを満たしているなら、ファイナルだけを出せる。
1つも満たしていないなら、ファイナルは出せない。
それぞれのルートを確認しておこう。
余分なモンスター(バックアップ)ありパターン。
ダランssから、
・墓地ナブラあり
アディオンサーチss。
アディオンリリースナブラss、バックアップリリースマルチss。
・墓地マルチあり
シグマサーチss。
バックアップリリースマルチss。
・墓地シグマあり
マルチサーチバックアップリリースss。
シグマss。
こんな感じでチューナー+マルチを並べてダラン+ファイナルを並べられる。
それぞれ余分なモンスター(バックアップ)がいない場合は、バックアップリリースの代わりにダランをリリースしてファイナルだけとなる。
また、ナブラ、マルチ、シグマが手札・墓地にいなくても、
・余分なモンスターだけ
ナブラサーチバックアップリリースss。
ダランリリースマルチss。
とファイナルだけは出せる。
攻撃表示のモンスターがいたり、ダイレクトアタックでライフを取り切れる場合はぜひ実行するとよい。
斬機の誘発ケア
さて、この項はここまでのことを余裕で分かっている、中級者向けとなる。
先攻展開において、サイバース2体+ナブラを吐く方法より良い初手が揃っている場合、相手の手札誘発による妨害をケアして展開できることがある。
それの代表的なものを2つ、紹介しよう。
灰流ケア
サイバース2体+ナブラを吐く方法に加え、余分にアディオンかサブトラを持っているときにできる。
例えばシグマ+アディオン+サブトラから、
シグマ+アディオンでベイルssまでいく。このウィキッドには灰流を打てない。
ウィキッドでダイアサーチ、ダイアns効果破棄、サブトラss。
ダイアサブトラでダランss、超階乗サーチ。この時点でなんでも無効を打てるから、ダランに対する灰流も問題無い。
とこのように、基本ルートで唯一灰流を打たれ得るナブラの効果を使わず超階乗サーチまで行く。
ちなみに、相手ターン中にもチェーンをウィキッド1ラプラ2としてウィキッドへの灰流を避けられるから、次のターンダイアnsダランssから入れば、相手の灰流はずっと打てず終いとなる。
ニビルケア
ニビルケアとは言うけど要は展開前にダイア入りダランを立てるルートということだから、手札誘発全般をケアできる。
ダイアを含む一部の組み合わせで可能。
その組み合わせとは、
・ダイア+バランサー+(アディオン、サブトラ、バックアップの内1枚)
・ダイア+バランサー+(シグマ、パラレルの内1枚)
である。
ただし、これは3枚組のもののみ。
3枚コンボだからそんな毎回毎回できるわけじゃないけど、指名者の引けない展開札だらけの初手でできるということだから、誘発をケアできるルートがあるのは大きい。
実は上記の組み合わせの上のものと下のものは性質が違うものであり、上の方が質が良い。
上の方からルートを確認していこう。
例えば、ダイア+バランサー+アディオンから。召喚した回数も数えようね。
バランサーns①効果発動、1体でディサイss②。
ダイアns③バランサー蘇生④、2体でダランss⑤。
きちんと5回目までにダイア入りダランを立てられた。そしたらアディオンssディヴォss。
ここからは基本ルートと同じく、ディヴォリリースマリガン、トークン×2ss、2体でウィキッドss、1体でベイルss、聖域とナブラサーチ、バランサー効果でナブラss、ベイルリリースシグマss。
ダランはもう出したから、最後にナブラとシグマでインヴァートss効果破棄。
これで完了。仮にダラン前のバランサーやダイアに誘発を当てられたら、ダランを先出しせず普通に基本ルートで展開すれば良い。
次は下の方。
例えばダイア+バランサー+シグマから、
シグマss①、バランサーns②効果発動、ディサイss③、ディヴォss④。
ダイアns⑤、バランサー蘇生⑥。
この時点で、ダラン前にニビルを打たれ得る。ここを逃すとダイア入りダランが出るから、ここで打つしかない。
相互リンク状態でディヴォがリリースされたから、トークン×2ss。
ニビルトークンでスパイダーss、2体でウィキッドss、1体でベイルss、聖域とナブラサーチ。
バランサー効果でナブラss、ベイルリリースシグマss、2体でダランss、超階乗サーチ。
と、ディヴォの効果を上手く使ってニビルを貫通できた。
・・・
というわけで、灰流ケアとニビルケアはこんな感じ。
なんだか展開ルートばかりで申し訳ないね。
斬機の不採用カード
最後に、無限にある斬機に採用していないカードの中から一部を抜粋して紹介してみよう。
こんなのわざわざ書く必要は無いとも思うけど、もしかしたらアレを採用した方がよくない?的なことを思う人がいるかもしれないから、先回りして回答しておく形になる。
ディヴィジョン
手札・墓地それぞれから☆4サイバースをssできる。
サイバース族を出せるのはウレシイけど、そのためにはまずコレを出さなきゃいけない。
最初からそのサイバース族を出せばよい。
方程式
斬機を蘇生できる。
蘇生してウレシイ斬機が全然おらず、ただの☆4供給にしかならない。
初動にはならないから使うならダランでサーチして使うことになるけど、ただの☆4供給ならアディオンかサブトラかシグマをサーチすればよい。
ファイナルのサーチ先もわざわざ採用するほどでない。
ナユタ
デッキにマルチがいればすっごく攻撃力を上げられる。
攻撃力が高いおかげでワンキルできるというのならば、そもそも6000のファイナルでワンキルとなる。
攻撃力だけを上げる意味が無い。
帰納法
斬機がいるとフリチェ対象取り破壊となる。
超階乗と同じ斬機罠であると考えると、超階乗が打てないときに打てはするものの、そんなときにコレをサーチしたいとは思わない。
マグマ
☆8シンクロで、戦闘で勝つとカードを2枚破壊できる。
ンもう何が強いのか分からない。
サイバネット・マイニング
サイバース族をサーチできる・・・
何をサーチするの???
先攻展開の項でずらっと並べて確認したように、このデッキはデッキ内のサイバース族のほぼどの2枚の組み合わせでも展開できるから、特別に手札に欲しいカードが無い。
コストもシグマか展開後なら聖域があるくらいで、純粋に手札が1枚減る。
サイバース族デッキだからと思考停止で入れるのは良くない。
・・・
と、これくらいにしておく。
斬機に直接関係無いカードはまあいいでしょ。
斬機のまとめ
さて、斬機の基礎知識はこれで全部。
まとめると斬機は、先攻ではサイバース2体+ナブラを吐く方法からウィキッド+超階乗で妨害+耐性+リソースを確保し、後攻ではウィキッドやダランで妨害をケアしながら時にはダイア単機からアクセスやファイナルでワンキルするデッキである。
他にも斬機の記事はいくつか書いているから、もし興味があったら読んでみてね。
以上!この記事はオシマイ。
みんなも斬機、使ってみてね!
それでは。
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