やあ。
きょうは、これまで書いてきた“ふにゃふにゃいまこう”の中でもおそらく最も知名度が高いデッキだと思われる、“コードトーカー”について考えていこう。
しかし、見れば分かる通り、これは知名度が低い方の“コードトーカー”である・・・
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0コードトーカー21.04.13】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】31
ガッチリ@イグニスター
クロス・デバッガー
コード・エクスポーター
コード・ジェネレーター
サイバース・ガジェット ×3
サイバース・コンバーター
ドットスケーパー
パラレルエクシード ×2
フォーマッド・スキッパー
マイクロ・コーダー ×3
リンク・インフライヤー
レディ・デバッガー ×3
増殖するG ×3
夢幻崩界イヴリース
屋敷わらし ×3
斬機アディオン
斬機シグマ
灰流うらら ×3
【 魔法 】8
サイバネット・オプティマイズ
サイバネット・コーデック ×3
サイバネット・マイニング
墓穴の指名者 ×2
転生炎獣の聖域
【 罠 】1
サイバネット・コンフリクト
【 エクストラ 】15
トークバック・ランサー
リンク・スパイダー
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣アルミラージ
転生炎獣ベイルリンクス
コード・トーカー ×2
コード・トーカー・インヴァート
スプラッシュ・メイジ
エクスコード・トーカー
デコード・トーカー・ヒートソウル
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー
ファイアウォール・ドラゴン
双穹の騎士アストラム
【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
原始生命態ニビル ×2
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×3
禁じられた一滴 ×3
レッド・リブート
王宮の勅命
アップデートジャマー
アクセスコード・トーカー
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
考えていくのは、デッキ構成などではなくエクストラリンクの仕方にする。
自分の考えうる限りのエクストラリンクの仕方を、自分のために、ここに書いておくことにする。
まず
エクストラリンクできる初手は、基本的には 2体分+コーダー もしくは 2体分+コーデック である。
それに合流できるような他の初手が無いことはないけど、いずれにせよコーデックに触れることが必要条件となる。
あとはコーデックでリンク値を爆伸びさせてエクストラをリンクさせるだけだけど、このデッキではエクストラリンクにいくつか他の要素を付随させる。
他の要素というのは、以下。
・コンフリクトセット
・イヴリース送りつけ
・ガッチリでファイアウォール守護
これらの要素は必須ではなく、無くてもエクストラリンク自体は成立するけども、デュエルに勝利するためにはこれらもなるべく多く成立していた方がよい。
属性
コーデックのサーチ先は属性ごとに選ぶことができるので、各属性に複数枚のサイバース族を採用している。
何をサーチするかといった決まりは無いので、状況に応じて、なるべく強いものや展開に必須なものを選んでサーチする。
採用しているサイバースは以下。
・闇
コーダー(手札リンク)
クロスデバッガ(ss)
イヴリース
・地
ジェネレータ(手札リンク)
スケーパ
ガッチリ(ss)
・風
パラレル(ss)
エクスポータ(手札リンク)
インフライヤ(ss)
・光
スキッパ
コンバータ(ss)
シグマ(ss)
デバッガ
ガジェット
・炎
アディオン(ss)
ここで、(手札リンク)や(ss)と書いた。
コーデックでサーチしたものは手札から出す手段が無いと手札から出せないので、それを自力でできるのがこれらのカードということになる。
では自力で出ないカードたちは出せないのかというともちろんそんなことはなく、インヴァートとファイアウォールの効果によって展開中に2体までなら手札から出すことができる。
この2体という枠は非常に大事なので、展開するときはこの2枠に何を当てはめるのかを常に考えておきたい。
追加
先ほど、コンフリ、イヴリース、ガッチリといった3つの追加要素の話をしたけど、このうちイヴリースとガッチリを両方付随させるには、実はその2枠を活用する必要がある。
闇でイヴリース、光でスキッパをサーチして2枠によって吐いて展開することで自然にそれを成立させることができるので、基本的にはこれを目指す。
もちろんそうでないやり方もあるけどそれを網羅するのは非常に大変なので、例を少し上げるだけに止めておく。
そうでない例:
・地でジェネレータをサーチして、ジェネレータでイヴリースやスキッパを落としメイジで蘇生する
・イヴリースやスキッパを素引きしているときに最初の2体分に巻き込む
・スキッパを経由せずにガッチリを扱う
など・・・
ちなみに、コンフリについてはどうなのかというとこちらは付随が難しく、初手が2体分+コーデックの時に闇でコーダーをサーチしてコーダーでコンフリをサーチすることで可能になる。
2体分+コーダーではコーダーのサーチ先をコーデックにするためコンフリがサーチできないのだ・・・
手順
ではなるべく一般的に、エクストラリンクの手順を書いていく。
A B
①②③④⑤
2体分+コーダー(コーデック)から、
・素コードssB、
(コーダーからならコーデックサーチ、コーデックからなら闇でコーダーサーチ)
・トランスssB素コード蘇生④、
(地でジェネ等サーチ)
(ガジェを使う場合トークンは素コードやトランスの素材にできないのでメイジを経由して効果モンスターに変換する。変換のためにリンク1を使うとリンク1が足りなくなる。)
・エクスss④、
(風でパラレル等サーチ、地がジェネならスケーパ落としてss)
・トランススケーパ(等)で
闇未使用なら素コードssA、
闇使用済みならメイジssA、
(闇でイヴリース等サーチ、パラレル等ss)
・素コード(メイジ)残してインヴァss③、
(光でスキッパ等サーチ)
・インヴァでスキッパ等ss、
・エクスとスキッパ等でファイアウォールss④、
・メイジ(インヴァ)となんかでヒートソウルssA(③)、
(炎でアディオンサーチ、1ドロー)
・インヴァ(メイジ)とヒートソウルでアストラムss③、
・ファイアウォールでイヴリース等ss、
・☆4以下サイバースでディヴォss②、
・ディヴォリリーストランス蘇生②、
・トークンでベイル(スパイダ)ssB、
・聖域発動。
最後の方は固定だけど、途中はもうサーチ先もリンクモンスターもほぼ自由。
特に、素コード2体目・メイジ・インヴァ・ヒートソウルのところはエクストラリンク的にはとにかくアストラムが出せればよいので、追加要素はここで調整する。
トランスの地でジェネサーチはほぼ固定だけど、ジェネ使用済みだったりスケーパ使用済みだったりするときはガッチリサーチやシグマ落とし、イヴリース落としからのメイジで回収などで追加要素に触れに行ったりできる。
また、光のデバッガ、ガジェットは初動で使うことが多いのであまりコーデックではサーチしないけど、未使用であるなら光でデバッガサーチして吐いてイヴリースサーチして吐くなど、吐くの2枠使って光でイヴリースサーチなどもできるので忘れないでおきたい。
最後に
とりあえず、初手から展開を成立させることだけを考えてみた。
妨害ケアなどについてはまたの機会に。
さらにいえば、わたくし普段からよくこのデッキを使っているわけではないので、もっとよく分かる方から見れば認識が違っていたりしたこともあったかもしれないけど、もしあれば連絡ください。
このデッキは展開ルートが決まっていないタイプのソリティアデッキであって、一人で遊んでいても十分に楽しいのでぜひみなさんも組んで、そして、ひとりでパチパチしてみてね。
それでは、おしまい。