やあ。
最近はちょっとホントにアレがアレでCSに出ていないので、本腰を入れて斬機の構築70枚をきっちり作るということをやってない。
から、きょうはとりあえずそれを作るつもりで、とは言ってもメタの部分は今決めることではないので、構築の基盤の部分を考えていこう。
さらに言うと、斬機いまこう44(マグマ型) - 螺旋式うぇーぶで扱った要素のうち、従来の型でも使えそうな強欲で貪欲な壺だけを取り入れることを前提としてみる。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機21.05.23】
メインデッキ:41枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】27
エフェクト・ヴェーラー
バランサーロード ×2
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×3
屋敷わらし
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
【 魔法 】10
ハーピィの羽根帚
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
強欲で貪欲な壺 ×3
抹殺の指名者 ×2
転生炎獣の聖域
【 罠 】4
斬機帰納法
斬機超階乗
無限泡影 ×2
【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×3
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
リングリボー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
原始生命態ニビル ×2
ツインツイスター ×3
禁じられた一滴 ×3
禁じられた聖杯 ×2
レッド・リブート
王宮の勅命
セキュリティ・ドラゴン
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
メタ以外の部分について考えるということで、必須枠・誘発枠・…みたいな感じにデッキ内のカードを役割ごとに分割し、それぞれの割合を決めていこう。
まずは、サイバース族。
これまでの構築では、およそ24/40をサイバースにすることで先攻で平均3枚のサイバース族が揃うようにしていた。
これは、2枚の基本展開ではなく3枚の灰流ケア展開ができることを重視したものであった。
この考え方は再び利用する。
が、今回強欲で貪欲な壺を採用するので、それを加味した初手平均を考えたい。
これは、強欲で貪欲な壺は単純に他のカードに変わるカードだと仮定して、最初からデッキ枚数から除いて考えることにする。
(強欲で貪欲な壺で手札の枚数自体が増えることは考慮しない)
多少マグマ型の考え方を引き継ぎ、そこまで先攻展開を重視しない枚数にするとして、とりあえずデッキを41枚、サイバースを19枚採用するとこうなる。
これは1枚目が先攻5枚、2枚目が後攻6枚のうちの特定カードの枚数の確率密度関数で、横軸が初手5(6)枚のうち特定カードの枚数、縦軸が確率となっている。
これを見ると、サイバースの初手枚数は先攻では2枚と3枚が等しい確率で、後攻では3枚が最も高い確率となっている。
まあ、今言ったことがほとんど今回達成したかった条件なので、デッキ41のサイバース19でOK!ということになるけど、もう少し細かいことを。
なぜデッキが41なのかというと、そもそも40を前提に考えたとき40,19(19以上)で今回の条件が達成することが分かる。
が、ここでデッキ枚数の方を増やしていくと41,19でも条件は達成、42,19だと未達成となる。
ので、デッキに入れておきたいカードの種類や強貪の飛びのため、条件達成するデッキ枚数とサイバース枚数の組のうち、デッキ最大、サイバース最小の組である41,19にすることにした。
デッキを41にすることはこの後言う別の条件にも抵触することは無い。
サイバース19が良いとの結論が出たので、従来のサイバース23のうち強貪と共存しないデバッガセット4を抜いて、残りの19を採用する。
次に、手札誘発の枚数を考える。
これは先に条件を言うと、後攻の初手5枚で1枚以上が2/3を達成したい。
(この設定とした理由については、明らかな論理的間違いがあったのでまた改めて考え直します… ただ、今回は設定の内容はそこまで重要でなく設定に対する採用枚数の決め方の話なので、このまま続けます)
で、今度は考慮するのは強貪でなく増殖するGとなる。
条件の1枚以上というのは1回以上妨害したいという意味なので、増殖するGは手札誘発の枚数から除くことにする。
(そもそも3枚採用することは強貪と同じく前提とする)
が、増殖するGは後攻からドローが可能なので、先の強貪と同様に他のカードに変わるカードとしてデッキ枚数からも除くことにする。
(相変わらず、ドローする枚数は考慮しないことにする。そもそも通らなかったりだとか、他のカードに変えることすらできないなどということも発生しうるけど、それは強貪とか他のどんなカードについて考えるときにも同様であって、当然全てを考慮しきれないからここで決めた仮定以外の要素は潔く無視する。)
すると、デッキ41で手札誘発7にすれば、このようになる。
これを見ると、0枚となる確率が約33.9%なので、1枚以上となる確率は約66.1%である。
2/3にはギリギリ達成していないけど、厳密に2/3必要なわけではない上、8にすると約71.6%となり上がり幅が大きすぎてしまうので、これでよい。
(40→41にしてもよい理由でもある)
採用する手札誘発は灰流3、抹殺用で泡、ヴェーラー、いつものわらし、あと1枚は後引きでも使える泡(この辺は少しメタを意識した話)とした。
というわけで、サイバース19、手札誘発7、強貪3、G3で残り9を指名者4、三戦、羽根、聖域、超階乗、帰納法と必要なカードを入れ、完成となった。
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とりあえず基盤というか、構築の軸はこれで決まったのであとは実際にCSに出るときにそれに合わせて微調整して改めて完成ということになる。
結局あんまり普段の構築と変わったわけでもないし、なんの意味があったのかと思われるかもしれないけども、こういうことをちょびちょびとやっておくことでいざ微調整をするときに明確な、論理的な判断を下せる(こうしないと下せない)と思っているので…、やるよ。私は。こういうことを。ちょびちょびと。
6月になったらようやくアレもアアいう感じになるのかなぁ…
それでは、オシマイ。