やあ。
きょうは、かねてより入れたり入れなかったりして大抵入れていなくて、マグマ型以降本格的に入れ始めた強欲で貪欲な壺について考えていこう。
なお、以下の構築においてマグマ型要素はもう強貪しか残っていない。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機21.06.25】
メインデッキ:41枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】25
バランサーロード ×3
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×2
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
【 魔法 】13
コズミック・サイクロン
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
強欲で貪欲な壺 ×3
抹殺の指名者 ×2
禁じられた一滴 ×3
転生炎獣の聖域
【 罠 】3
斬機帰納法
斬機超階乗
無限泡影
【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×3
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
リングリボー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
原始生命態ニビル ×2
応戦するG
PSYフレームギア・γ ×2
PSYフレーム・ドライバー
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×2
レッド・リブート
王宮の勅命
魔封じの芳香
セキュリティ・ドラゴン
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
まず、強貪の採用理由を考える。
ここで、「手札消費が激しいから」「手札補充がしたいから」などという理由を宣う人がいるようであるが、それは本質的な強貪の採用理由にならない。
強貪の「2枚ドローする」という効果は、かつての強欲な壺と同じく、どのデッキでも皆等しく受けたい効能であって、斬機デッキの性質としてドローがしたいわけではない。
ドローしたいのは当たり前の大前提、どんなデッキでも強貪の効果を使いたくて当然である。
したらば、採用理由において考えることは至極一つだけ、採用できない理由があるかである。
採用できない理由があるならば泣く泣く採用を見送り、無いならば当然採用する。それが強貪というカードであろう。
というわけで、ここからは斬機が強貪を採用できない理由があるかを考えていく。
デッキが強貪を採用できない理由の多くは、飛びによる不都合である。
斬機ではどうかというと、一見して飛んでヤバそうなのは1枚ずつの採用のナブラ、マルチ、超階乗である。
ナブラ、超階乗は飛べば先攻展開が成立しなくなる恐れがあり、マルチならファイナルによるワンキルができなくなる。
では、実際これらが飛ぶ可能性があることは強貪を採用できない理由になるのだろうか。
ここしばらく強貪を使った感想としては、それは採用できない理由に値しない。つまり、採用できる。
なぜなのか。
まず、先言った3種の飛びによる不都合は実際起きる。
どんなときに起きるのかというと、先攻で初手5枚を見て、強貪を打たないとディサイディヴォまで行けないときに打ってナブラか超階乗が飛びナブラが必須なルートでのみ展開成立できるようなとき。
もしくはディサイディヴォ後に強貪を打たないと展開成立しないときに打って飛んでダメになるとき。
つまり、強貪頼りな初手で頼ったらダメになった、というパターン。
しかし、こういう飛び方に関しては大した問題にならない。
なぜなら、強貪を打たなければ展開成立しないのだから、打って成立しなくてもマイナスにはならず、成立する可能性がある分プラスだから。
(手札の強貪1枚が展開札なら成立するのに…という議論はあると思う。けど、そのマイナス分はプラス分で補われる範囲内であると思う。)
展開成立可能なら展開成立後に打つため、飛びのリスクはマルチのみとなる。
では、マルチが飛ぶリスクはどうか。
マルチに既にさわれている場合を除き、強貪を打てば先攻後攻関わらずいつだってマルチが飛ぶ可能性はある。
(マルチを出してから強貪を打つという手順になることは無い。不合理的すぎる)
飛んだらどうなるかというと、ファイナルによるワンキルができなくなる。
が、実際は、できなくなってもよい。
ファイナルによるワンキルを行うことは高頻度であれど8割9割を占めるというほどではなく、アクセスが絡むパターンと半々くらいであると思う。
しかもそのファイナルワンキルの内、多くはアクセスでもワンキルできるけどファイナルの方が誘発受けが良いからやるものである。実は。
その誘発受けの良いワンキルができることはデッキの強みではあるわけだけど、たとえマルチが飛んでそれができなくなったとしても勝利ができなくなるほどではなく、ちょっと妨害のリスクが上がるだけということが大半である。
しかるに、マルチが飛ぶことも大した問題にはならない。
その他、パラレルが2枚飛ぶ、ダイアが2枚飛ぶ、抹殺の先が飛ぶ辺りのリスクは発生する頻度が低く(しかも発生時の不都合が小さく)考慮に値しない。
以上より、強貪が採用できない理由は無く、あらゆるデッキが求めるように斬機デッキも強貪の2枚ドローを求めて採用すべきであるというのがここしばらくの使用による結論である。
デッキ内のほとんどのカードは初動札なので強貪で引くカードも初動札が多いということを考慮すると、抜くのは同じく初動札であり飛びによる不都合が比較的大きいデバッガ及びそのサーチ先となった。
デバッガには申し訳ないけど、新たに強力なカードを手に入れた斬機デッキを、これからもより一層練磨していこう。
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以上、強貪の採用理由について。
実はデバッガを抜くことによるワンキル時の不都合なども出てきているのだけど、結局どれもこれも2枚ドローのプラス分で補える範囲内であると思えるほど2枚ドローは強力なので、今後は積極的に強欲を貪欲していこう…
マグマ型の他の要素(γ、マイニング、マグマなど)はどれも良いところはあれど結局他のカードの魅力と大差無いことなどもあり現在は全てメインからは抜けている。
諸行無常だね…
おしまい。