螺旋式うぇーぶ

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バラノラが長文を書きたいときのためのブログ

斬機いまこう49(ファイナル+超階乗)

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やあ。

斬機デッキ生粋のツヨカードとは、なんですか。3種類答えなさい。

そう、それは、ダイア超階乗ファイナルだよね。異論は認める。

その中でも、超階乗といえばもっぱら先攻で持ってきて大きな妨害をするためのカードであり、ファイナルといえばもっぱら後攻で出してワンキルするためのカードである。

そんな、超階乗⇒先攻、ファイナル⇒後攻というイメージがあるのは当然として、マレにそれを覆して後攻で超階乗先攻でファイナルを使わなければいけないときがある。

きょうはそんな、先後の壁を乗り越えた超階乗及びファイナルの使い方について考えていこう。

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機マグマ21.07.10】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】28
アーティファクト-ロンギヌス
バランサーロード ×2
パラレルエクシード ×2
原始生命態ニビル
増殖するG ×2
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
PSYフレームギア・γ ×2
PSYフレーム・ドライバー

【 魔法 】11
コズミック・サイクロン
サイバネット・マイニング
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
強欲で貪欲な壺 ×2
抹殺の指名者 ×2
斬機方程式
転生炎獣の聖域

【 罠 】1
斬機超階乗

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×3
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
炎斬機マグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
原始生命態ニビル
応戦するG
コズミック・サイクロン
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×2
禁じられた聖杯 ×3
レッド・リブート
王宮の勅命
魔封じの芳香
セキュリティ・ドラゴン

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このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

とは言ったけども、一般的にこういうときにはこうするよね、という話を考えたいわけではない。

それでも軽く言っておくと、後攻の超階乗とは、展開はできるもののダメージカット効果などでワンキルできないことが確定してる時に次のターンに備えるためにするものであり、先攻のファイナルとは、ファイナルを絶対の絶対に突破できない相手に対して出して詰ませる(諸説あり)ためにやるものである。一般論おわり。

 

で、問題はここからで、そういう、後攻の超階乗や先攻のファイナルを実行するとき、果たしてそれだけをやって有効に働くだろうか。

後攻で超階乗を目指すと自ずと盤面はウィキッド+ダランで、打点が低く相手の今の盤面を返すには力が足りない。

先攻でファイナルを目指すと今まで通りのウィキッド+超階乗ができなくなり、妨害やリソースが足りなくなる。

後攻の超階乗や先攻のファイナルには、当然こういったそれぞれの専門外故の不都合がある。

その不都合を解消するためにはどうすればよいか。早い話が、超階乗とファイナルを両方用意できれば良いのである。

 

シグマ+サブトラ

シグマssサブトラssディサイディヴォss、

ウィキッドベイルssナブラサーチns、

ウィキッドベイルでメイジssサブトラ蘇生、

ナブラサブトラでダランss超階乗サーチ、

メイジリリースナブラ蘇生、

ダランリリースマルチss、

ナブラマルチでファイナルss。

 

これはシグマサブトラの展開例だけど、いつものサイバース2体(斬機含む)+ナブラを吐く方法からファイナル+3種超階乗を用意することができる。

これなら、後攻であればファイナル6000(モンスターに2回攻撃)でそれなりに盤面を処理しつつ妨害を構えられ、先攻であればファイナルという詰みモンスターを立てながら妨害(ラプラ)orリソース(ダラン)を構えることかできる。

ダイア入りにならないのがネックだけど、元々ダイアを含む初手ならもちろんダイア入りにできる上、必ずマルチを含むので超階乗を打つとファイナルを6000にできて打点3000超えモンスターたちに簡単に突破されなくなる。

いつもの成立可能初手からは必ずできる展開なので、これができるということは覚えておいた方がよいね。

 

一方、全く同じ要領でファイナルの代わりにマグマを出すこともできる。

先攻ではファイナルに劣るだけだけど、後攻での盤面処理ということを考えると魔法罠の破壊も可能なマグマ(攻撃力5000)の方がよりアドバンテージ差をつけることができる。

盤面に残ったマグマも、相手ターンで再び5000になる上方程式のサーチを残しているので、ファイナルほどではないにしろ十分な圧力となる。

 

ーーー

 

きょう、公認大会で@イグニスターと当たった。

1本目相手の先攻で、誘発を当てアライバル4000+ドヨン+ボーン+アイランドという盤面でターンが渡ってきた。

こちらの手札の展開札はバランサ+シグマで、アライバルを前にワンキルができない状況であったのでこの超階乗+ファイナル展開を行った。

ファイナルでアライバルとドヨンを処理、返しの展開に超階乗を当てそのまま勝利した。

ワンキルできずにターン渡したら死ぬ+超階乗だけ構えてもアライバルが処理できないといった板挟みの状況を上手く解決してくれたこの超階乗+ファイナル展開には、感謝してもしきれない。

 

・・・と実際は互いの他の手札の噛み合いも影響して勝利できたものの、もっと確実に勝利する手段もあった。

それは、同じ展開でファイナルではなくマグマを出しアライバル+ドヨンを処理しつつボーン+アイランドを処理するという方法。

ボーンは戦闘前に打たせられるので蘇生したモンスターを破壊して盤面を更地にすることができた。

また、アイランド破壊によりセット効果使用後にラプラで除去することができるので、相手の展開の選択肢を大幅に狭めることができた。

 

たったひとつの事例を見てカードの採用を決めることは全く良くない行いではあるけども、やはりマグマが必要になる場面は存在し、まさに当初の想定通り「ワンキルできない時」だったので、せっかくマグマ型だったにも関わらずマグマを出すことを思いつけなかったことは悔やむに悔やみきれない…

 

ーーー

 

というわけで、展開のバリエーションの話でありつつ、マグマ型の精神を思い出させてくれるお話でした。

最近CSに出るのを少しさぼっていたので、今週末のCSからまた頑張っていこうと思うよ。

 

それでは、オシマイ!

 

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