やあ。
以前斬機いまこう23(マイクロ・コーダー) - 螺旋式うぇーぶでも語ったように、我々は定期的にマイクロ・コーダーの採用を検討し続けている。
きょうは、そんなマイクロ・コーダー定例会議をやりたい…わけではなく、今回の会議(参加人数:1人)の結果、コーダーにそれなりの効能を感じることができてきたため、それを報告することにする。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機21.09.21】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】28
バックアップ・セクレタリー
バランサーロード ×3
マイクロ・コーダー
レディ・デバッガー ×3
増殖するG ×3
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
【 魔法 】10
サイバネット・クロスワイプ
サイバネット・マイニング
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者 ×2
禁じられた一滴 ×3
転生炎獣の聖域
【 罠 】2
斬機超階乗
無限泡影
【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
トランスコード・トーカー
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
ドロール&ロックバード ×2
原始生命態ニビル
海亀壊獣ガメシエル ×3
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×3
レッド・リブート
王宮の勅命
魔封じの芳香
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
(サイドはテキトーなので無視してね)
導入
単刀直入に言うと、サイバネット・クロスワイプである。
これまで、コーダーを考察するときはどうしてもかつて併用していたコンフリクトとの関係を拭えなかった。
その結果幾度とない不採用の結論をコーダーに与えてきたのだけど、コンフリクト以外のサーチ先にも目を向けることでコーダーの効能を受けられるということに、情けないことに今さら気づいた。
コーダー、クロスワイプ、マイニングの3枚を採用することで受けられる効能を考えていこう。
ジェネレータの代替
最初に考えるのは初動として使えるのかどうか。
コーダーを含む成立初手としてはコーダー+デバッガ、コーダー+パラレル、コーダー+バランサがあり、これまでのジェネと同じぐらいには初動になる。
また、デバッガ+セクレタリなどのジェネの墓地落としを活用していたものはコーダーでマイニングサーチ、マイニングでサブトラサーチとすることで同じように斬機3種を集めることが可能になっている。
つまり、斬機3種を集める目的のジェネはコーダーで完全に代替できるので、コーダーを入れるのであればジェネは必須ではなくなる。
デバッガ+サブトラでの効能
では、ジェネでなくコーダーにすると何が嬉しくなるのか。
それは当然、斬機3種を集めるためにジェネの代わりにコーダーを使うときではなく、斬機3種がある上でコーダーを使うときとなる。
デバッガ+サブトラなどという初手のとき、コーダーを使って展開することでウィキッド+ダラン+超階乗+クロスワイプとなり純粋に1妨害増える。
2枚組でコーダーの効能を得られるのはコーダー採用の最低限の条件だと思っていたので、これができるのは本当にありがたい。
もちろん、他のデバッガと斬機を含む初手の場合やコーダー+斬機×2などのときも通常展開+クロスワイプサーチをすることができるので、妨害を追加できる要求値はコンフリクトより低い。
コンフリクトの是非
しかしそれでも、コンフリクト可能な初手もある。
成立初手+コーダーや、デバッガ+サブトラ+アディオンなど。
そういうときはクロスワイプよりコンフリクトをサーチした方が強いので、そういうときのためにコンフリクトも採用した方がよいのか?という疑問は最もである。
現時点での結論はNoであって、クロスワイプのみ採用した方がよいと考えている。
なぜなら、理由の一つはやはり要求値の高さで、コンフリクトを活用できる場面は結構限られている。二つ目はコンフリクト素引きの問題で、クロスワイプは先攻なら特に条件無く妨害の追加になり後攻なら条件は厳しいながら捲りに活用できるものの、コンフリクトは先後ともにかなり使いにくい。
先攻のごく限られた初手のみでの上振れとは正直釣り合わないデメリットを持つと思う。
(聖域レベルのゴミ)
クロスワイプの優秀性
ではクロスワイプの素引きは本当にそこまで問題にならないのか。
先攻では展開できたならほぼ余りのモンスターが1体いるし、仮にいないとしても最悪ラプラやウィキッドを捧げることができる。
展開できないときも、ウィキッド+ベイル+クロスワイプまでできるなら十分な働きが期待できるし、サイバース1体+クロスワイプでもホントに最低限の妨害を得ることができる。
また、単純に1枚破壊という妨害の性能自体もかなり良く、頻繁に発生していた超階乗後ラプラの無効で防げないアーゼウスで捲られるというのをクロスワイプは解決する。
魔鍾洞は既に無くなったものの、ラプラの効果が間に合わない発動時の効果処理を持つフィールド魔法や永続魔法に対しても即座にクロスワイプで破壊して対応できるようになるので、妨害の範囲が広くなる。
後攻で捲りに活用するためにフィールドのモンスターを1体捧げるというのはいささか重いけども、一番のウマぶりとしてディヴォリリースで発動という技がある。
セキショウなどの妨害1体でディサイディヴォ経由のワンキルが可能な状況であれば、クロスワイプで1妨害踏んでからウィキッド起動してワンキルにいけるので、消費なく打ててることも合わせてめちゃめちゃ効率がよい。
それ以外では単にモンスター1体減るのが結構きついのと、コーダーでサーチしてから使うというのも条件やタイミングが微妙であったりとなかなかキビシさはある。
けど、先攻での効能を鑑みればそれでも十分な性能だと思う。
マスカレーナの再考
斬機3種のためにジェネの代わりにコーダーを使うとき、場に出る斬機をサーチできるようになったおかけで基本展開でマスカレが出やすくなる。
マスカレは、これまでさんざん書いてきたように採用に見合う性能が無いと判断してきたけども、出せる頻度が上がるのであれば少しは採用方向に傾く。
デバッガを含む展開では必ずクロスワイプorマスカレを付けることができるようになるので、妨害数を重視するのであれば採用もまあいいかなと。
終わりに
というわけで、クロスワイプを使うことにより飛躍的に上昇したコーダーの効能を考えてきた。
これを実際にやるのかはまだ分からないというレベルではあるけど、間違いなく今後採用を一考するレベルにはなったと思う。
クロスワイプはスキドレなどのヤバイ罠を簡単に対処できる意外とヤバイ対応力を持っているので、それを実感したら、または実感できなかったら、採用するかどうかを本格的に考えることになると思う。
きょうも、定例会議の参加ありがとう。
みなさんの参加のおかげで、斬機は日々進化していってます。
みんなで協力して、斬機を強力にしていこう!💪💪💪
おしまい。