(※この記事において、当時のジャッジや対戦相手を非難するつもりは全くありません。)
やあ。
きのう、私はCSに出場しました。
そこであった“とある”出来事が今後の学びになるなと思ったので、そのレポートを残そうと思います。
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大会中のあるラウンドでのことです。
1本目、私は敗北して2本目の選択権を得ました。
2本目、私は先攻を選択して斬機のいつもの先攻展開、ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+帰納法を成立して、ターンを渡しました。
後攻の相手のターンになり、そこで相手はメインフェイズ中に場にカードは何も出さずに、メインフェイズ終了を宣言しました。
その時点で、私は拮抗勝負の存在を疑いました。
拮抗勝負を通されては大きくアドバンテージを失ってしまうので、それを防ぐために拮抗勝負を発動される前に超階乗を発動すべきだと考えました。
拮抗勝負を発動できるのはバトルフェイズのエンドステップ中なので、その直前、すなわちバトルフェイズのバトルステップ中に超階乗を発動すればよいと考えました。
詳しく言えば、相手がバトルステップの優先権を放棄した直後に、こちらが超階乗を発動すればよいと考えました。
遊戯王カードWiki - バトルフェイズ
相手がメイン終了の宣言、すなわちメインフェイズ1の優先権を放棄したので、こちらもメインフェイズ1の優先権を放棄しました。
相手はバトルフェイズに入ることを宣言し、「スタートステップ何かありますか?」的なことを宣言、すなわちスタートステップの優先権を放棄しました。
こちらもスタートステップ中に発動したいカードはなかったので、優先権を放棄しました。
その直後、相手が拮抗勝負を発動しました。
私は、行うべきであるバトルステップ中の優先権のやり取りが行われていないと思ったので、そこで「ちょっと待ってください」的なことを言い、巻き戻しを要求しました。
しかし、相手はこれに納得していないようであり、二人の意見が食い違ったので、ジャッジを呼び状況を説明しました。
ジャッジとの細かいやり取りまではここでは再現できませんが、結果的に巻き戻しの要求は認められず、拮抗勝負は発動された状態となりデュエルを続行することになりました。
(どうやら、「スタートステップからエンドステップに直接移行できる」と対戦相手もジャッジも誤解していたようでした。たぶん。)
その後、拮抗勝負で超階乗1枚を残して他のリソースを全て除外されてしまったことにより、そのデュエルに敗北し、マッチも敗北となりました。
が、お分かりの通りこれはミスジャッジでした。
本当は、こちらがスタートステップの優先権を放棄した後、バトルステップに移行され「相手がバトルステップの優先権を放棄した後、こちらがバトルステップの優先権を放棄する」というやり取りを行わなければエンドステップには移行されません。
つまり、私の巻き戻し要求はルールに基づいた正しい要求だったのです。
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今回の出来事から学べる点は以下です。
バトルフェイズ中には、まずスタートステップ、次にバトルステップ、最後にエンドステップに“必ず”移行しなければならない。
もしかしたら「当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、実際に今回の対戦相手とジャッジ二人ともが誤解してミスジャッジにまで発展してしまったわけです。
同じような状況に遭遇した時には、この記事を読んだあなたは、もう間違うことはないかと思います。
ちなみに、対戦終了後に、ジャッジの方がきちんと調べてくれて誤解に気づき、それに対戦相手も納得してくれました。
実際のところ、私の予定通り超階乗を拮抗の前に発動できれいれば先攻盤面の強固さがゆえにその対戦は勝利濃厚だったので、ミスジャッジが勝敗に大きく関わってしまったと言えます。
が、ジャッジも対戦相手も誤解に気づいた後の対応は非常に謙虚で、謝罪もしてくれました。
ジャッジはCSの運営者として、お詫びにPOWER OF THE ELEMENTS 3パックもくださって、そこからはアルテミット・スレイのアルティメット・レアも出ました。
なので、私個人として対戦相手やジャッジの方を恨んだり憎んだりしているわけではありませんし、当然非難するつもりもありません。
そこはご了承ください。
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と、いうのが昨日のCSでの出来事でした。
みなさんの役に立つかどうか、または一時の暇潰しにでもなったかどうかは分かりませんが、私にとって珍しい出来事でもあったので、レポートを残した次第です。
今回のCSの結果自体は振るわなかったので、今後はきっぱりと切り替えて、また斬機デッキの研究や大会出場を行っていこうと思います。
普段の記事とは毛色の違う記事となりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは、おしまい!