やあ。
我らが斬機デッキは、エルドリッチ、特にその貼る永続罠というものが大の苦手である。
きょうは、その永続罠の中でも特にスキルドレインに注目して、それを貼られた時に勝利を目指す方法を考えていこう。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機22.06.08】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】28
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×3
夢幻崩界イヴリース
屋敷わらし ×3
幽鬼うさぎ
斬機アディオン
斬機サブトラ
斬機シグマ ×2
斬機ダイア ×2
斬機サーキュラー ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
D.D.クロウ ×3
【 魔法 】11
サイバネット・マイニング ×3
スモール・ワールド ×3
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
斬機方程式
転生炎獣の聖域
【 罠 】1
斬機超階乗
【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣アルミラージ
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
デコード・トーカー・ヒートソウル
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
アーティファクト-デスサイズ
幽鬼うさぎ
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×3
禁じられた一滴
アーティファクトの神智 ×3
レッド・リブート
無限泡影 ×3
ジ・アライバル・サイバース@イグニスター
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
おととい、公認大会でエルドリッチと対面し、メイン戦でスキドレを貼られた上で勝利することができた。
まずは、その試合を振り返ってみようと思う。
(ちなみになんだけど、正確には覚えていない。ごめん)
相手先攻、強謙で黒きを拾って3伏せエンド。
こちらのターン、初手はサーキュラ、ナブラ、サブトラ、DDクロウ、超階乗とか。
サーキュラでシグマ落としてss、シグマssでサーキュラ発動したところでスキドレ発動。
展開できなかったのでサーキュラ+シグマでダランss、攻撃してエンド。8000vs5000
相手伏せの黒きを発動してエルドをss、1伏せ追加でエンド。
こちらのターン、パラレル引いたのでナブラnsアルミラssからパラレルss、ダランリリースナブラ蘇生してナブラ+パラレルでファイナル出してアルミラ+ファイナル。
ここでファイナルのシンクロ召喚に通告を発動されたので方程式サーチから発動してダラン蘇生、ダランでエルドを戦闘破壊して超階乗伏せてエンド。8000vs3500
相手、墓地の黒きでコンキセットしてコンキコストでエルド蘇生。これにDDクロウを打つも通告。エルドでアルミラを戦闘破壊、墓地のコンキで紅きセットして1伏せ追加してエンド。4500vs2000
こちらのターン、マルチ素材ダランに向かうためダランリリースナブラ蘇生、ナブラリリースマルチss、シグマef蘇生、ここでセンサーを開かれてシグマ除外してエンド。
相手のターン、ワッケ捨ててエルド効果でマルチ除去、センサーコストでエルド蘇生にチェーンでG、さらにチェーン紅き発動で墓地のエルドssして0ドロー。25+25で攻撃してきたところに超階乗発動してマルチダランの4000を立てて攻撃を止める。墓地のワッケで紅きセットしてエンド。
こちらのターン、マイニング引いたのでサブトラ切ってサーキュラサーチ、シグマ落としてss、ダランリリースマルチ蘇生、シグマ蘇生、サーキュラシグマでアプデss、アプデマルチでヒートssで46の2回攻撃ヒートで2体の縦の25エルドを攻撃して勝利。
(書いただけでも不正確だと自覚がある。けど思い出せないからなるべく辻褄が合うように行間を埋めた)
この試合で私が完璧に正しいプレイができたというわけではないけど、スキドレを貼ったエルドに勝利するための大事な点がいくらか含まれていると思うので、それを改めてまとめていく。
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・エルドの打点を超える
エルドは一番弱くて2500、強くて3800のステータスを持って場に居座っているけど、単にこれを超えてダメージを与えることを狙えれば、相手はこの行動に除去の妨害を使わざるを得ず、こちらが一方的にリソースを枯らされるといったことが無くなる。
そしてその流れで除去が追い付かずエルドを突破できた時、勝利のためのアドバンテージの差をこちらが有利な状態で付けることができる。
(ここで、灰流、わらし、クロウなどはエルドの着地そのものを止められ得るので、実質的にエルドを突破できていることに他ならない。消費少なくエルドを突破できているので、これら手札誘発カードも立派な戦力として扱える)
では斬機デッキでエルドを超える打点をどのように出すのかというと、以下の方法がある。
ファイナル
マルチ素材ダラン
マルチ素材アプデ
ダラン+アディオン(サブトラ)
アプデ+アディオン(サブトラ)
方程式でダラン蘇生
方程式でファイナル蘇生
方程式で下級蘇生+アディオン(サブトラ)
特にファイナルは破壊されても後続の方程式をサーチできるので継続して高い打点を確保しやすい。
また、マルチ素材は2体素材で4000打点を確保でき、超階乗や方程式は1枚で3000~4000打点を確保することができるので、なるべくそのように使って消費を少なくエルド突破を狙えるようにしたい。
というように、斬機には元より打点上昇に関わるカードが多めにあるので、普段はあんまり意識しない3000~4000ラインの打点確保を意識しよう。
・ナブラやダランを使う
スキドレ中は効果無効なので頼りたいウィキッドやアクセスの効果は使えないけど、ナブラやダランの効果を自身をリリースして発動すれば墓地やデッキから斬機をssすることができる。
これの使い道はもっぱらマルチで、なるべく早くマルチにアクセスし、その後は蘇生して何度でも打点上昇のために使い回すことで4000打点のダランやアプデを狙えるようになる。
むしろナブラとマルチ以外でスキドレ中に場に出して意味のある下級斬機が存在しないので、優先的に触りにいくのは当たり前。
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まあ主に以上のふたつのこと。
他にも細かいことだと、アルミラの効果も使えるとか、シグマをX素材に埋めて消費1でダランを出すとか、パラレルが☆8なので2体素材でファイナルを出せるとか、ディサイディヴォは可能でディヴォが無効なので+1体でアクセスとか色々あるわけけど、上記ふたつは小技というよりは勝利を目指すために必要な行動方針といった感じなので、特に重要だと思う。(これをよく分かっていないと、スキドレ貼られただけで何していいか分からずアワアワしてしまう)
ちなみに、あくまでもスキルドレインに関しては明確な勝利を目指す行動の選択肢があるけど、御前試合、センサー万別に関しては本当に全ての行動が封じられてしまうレベルのカードであるため、本格的なアワアワ案件になってしまう…
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というわけで、ざっとだけど以上。
体感だけど、御前やセンサーはともかくスキドレでもアワアワしてしまっているような人をたくさん見かけるような気がするので、そんなにアワアワしなくてもいいんだよということを伝えたかった。
(同様に、先攻でG打たれてアワアワ、超階乗に墓穴打たれてアワアワというシリーズも存在する。どっちもアワアワするようなことではないのに…)
たぶんエルドリッチとはまだしばらく対面することになるだろうし、そうでなくても第二第三のスキドレデッキが台頭すれば同じようなことなので、対スキルドレインのプレイは手札誘発などと同様ある程度テンプレ化して落ち着いて対処できるようにしたいところだね。
ここに書いたこともたぶん正直まだまだあまっちょろいので、さらに洗練させていきたいね。
スキルドレインを不当に憎むな
おしまい。