やあ。
あの、忌まわしき2020年4月の改訂から2年と3ヶ月…
ようやく、マイティが無制限に戻ってきた!やったね!パフパフ
ということで、現ティアラメンツ&スプライト環境における、マイティ3枚のゼンマイデッキを考えていこう。
ちなみに、きょう今期初の公認大会にゼンマイを持ち込んでみたところ、なんと3-0で優勝することができた。すごい!ドンドン
2019年のいつかから公認大会に出始めて以来、初のゼンマイでの優勝となった。ウレシイ!
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0ゼンマイロンゴミ22.07.08】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】27
ゼンマイウォリアー ×2
ゼンマイシャーク ×3
ゼンマイドッグ ×2
ゼンマイネズミ ×3
ゼンマイマジシャン ×3
レスキューキャット ×3
増殖するG ×2
灰流うらら ×3
破壊剣-ドラゴンバスターブレード
No-P.U.N.K.セアミン ×2
No-P.U.N.K.フォクシー・チューン
SRタケトンボーグ
SRベイゴマックス
【 魔法 】13
スモールワールド ×3
三戦の才 ×3
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
緊急テレポート ×2
金満で謙虚な壺 ×2
【 罠 】0
【 エクストラ 】15
天霆號アーゼウス
幻影騎士団ブレイクソード
発条空母ゼンマイティ ×3
No.75 惑乱のゴシップ・シャドー
ダウナード・マジシャン
No.86 H-C ロンゴミアント
No.60 刻不知のデュガレス
旋壊のヴェスペネイト
ユニオン・キャリアー
リプロドクス
発条補修ゼンマイコン
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
ダイナレスラー・パンクラトプス
獣王アルファ
粘糸壊獣クモグス
サンダー・ボルト ×3
ライトニング・ストーム ×3
冥王結界波 ×3
拮抗勝負 ×3
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
ゼンマイを選択する理由
など、どうあがこうとも“ゼンマイが好きだから”でしかないので考える必要もないのだけど、実は現環境においてゼンマイは非常に良い立ち位置にある。
まず、ティアラメンツ&スプライトの流行により、後攻札として採用されるカードが手札誘発よりも捲り札に寄っている。
なので先攻展開自体は通りやすく、先攻でそのままFTKをするか、もしくはどんな捲り札でも返されない最強の盤面を作ることによる勝利を狙いやすい。
一方こちら側も後攻札として捲り札を使いたいわけだけど、バトルを放棄する結界波や拮抗勝負はFTKと非常に相性が良い。
相手には捲り札を使わせず、こちらはデメリットなく捲り札を使いまくれるということになる。
さらに、少ないとはいえ採用される誘発としては代表的なところは灰流うらら、増殖するG、アトラクターなどである。
灰流はゼンマイ展開のどの部分に打たれても手数による貫通が可能であるし、Gは先攻でもツッパして最強を作ることでケアできる。
唯一アトラクターはさすがにキツイのだけど、やはりそれもネズの蘇生ができないというだけなので、手数による貫通が可能な範囲である。
採用されがちのどの手札誘発も致命的になるようなものではないので、なおいっそう展開が通りやすい。
もうひとつは、ティアラ対策及びティアラ自体が行う墓地メタ行動が刺さりにくい。
アトラクターと同じでネズの蘇生を妨害され得るだけなので、こちらも展開量でカバーできる。
総じて、現環境ではゼンマイは先攻で展開をブン回すことができ、ブン回せば勝てるという状況にある。
かつて無いほどの、環境適応である。
ロンゴミを選択する理由
一口にゼンマイといっても、先攻展開には無数のバリエーションが存在する。
その中でも、先ほど言ったような現環境に対する相性や採用カードとの相性によって先攻展開の優劣がつく。
今回考えるべき要素としては、以下のようなものがあった。
最終盤面の強さ
ゴミの枚数
EX消費の枚数
マストカウンターのタイミング
金謙可能か
墓地メタを受けるか
以上6項目に対して、ロンゴミのコンボは以下のような評価にした。
◎◯△×の4段階だとして、
◯◎◎◯◎◯
最終盤面、ゴミ、EX消費などは問答無用で標準以上だったロンゴミの、唯一の懸念点はマストカウンターであった。
ゴシップシャドーに泡やヴェーラーを貰うだけで成立しなくなってしまうのだけど、現在はその採用率が低く(灰流でマストカウンターもされず)、仮にゴシップに無効を貰ってもユニオンキャリアでロンゴミにドラゴンバスターブレードを装備という逃げ道を用意することができるので、ロンゴミに大きな弱点が無いと判断した。
ドラゴンバスターブレードで十分耐えられる環境であるというのもある。
以下、他の候補としては
ロータス ◎△◯×◯×
マシュマック ◎◎×△××
カタパルト ◎◎△△××
制圧(未来+レギュ等) ×△◎◎◎◯
などがあった。
どれも取り柄はあるものの、弱点が目立つ。
ーーー
と、まあ…
これで…以上。
普段であれば採用カードの説明をして、展開ルートを(自分のために)網羅して、スモワの経由を(自分のために)網羅するところなんだけど、採用カードについては過去のゼンマイいまこう4(展開、金謙、スモワ) - 螺旋式うぇーぶ、ゼンマイいまこう2(1枚初動、ロンゴミ) - 螺旋式うぇーぶとほぼ同じようなものなので改めて説明することはないかな~と。
展開ルートに関しても、ロンゴミを出すだけならわざわざルートを書くほど複雑でもないし、ロンゴミを出す以上のことはせいぜい素材を増やすかドラゴンバスターブレードをつけるくらいしかないので、手札を見ながらやればフツーにできる。がんばれ、未来のわたくし!
スモワの経由も、特に特殊なカードを採用していないこの構築ではお馴染みの経由ルートを使うだけなので割愛。
今回書きたかったのはいかにゼンマイが環境に適応しているか、ロンゴミが理にかなっているかということなので、細かい話なんてどうでもいいの!
知りたいことがあれば質問箱にでも入れといてください。
ーーー
マイティ帰ってきたね。長かったね。
マイティは実は毎回3枚使うというほどでもなく大体2枚で済んでしまう(ので金謙で飛ばしたりもする)のだけど、ターン1の無いゼンマイカードたちは使えば使うほど単に展開を伸ばすことができるので、デッキの“深み”を出すために必要になってくる。
マジやシャーク、ネズの3枚目も同じようなもの。
2枚でいいんだけど、2枚でいいということは、3枚入れた方がよいということなのである。
想定外の状況で、必ず3枚目を使うときがくるから。
さて、あと帰ってきてないのはあの子だけだね。
この2年3ヶ月間、マイティも帰ってないのにあの子の帰りを願うことはできなかったから、2年3ヶ月ぶりにようやく願うことができるようになった…
さあ、帰っておいで!
おしまい。