螺旋式うぇーぶ

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バラノラが長文を書きたいときのためのブログ

斬機いまこう42(バランサ、デバッガ、パラレル)

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やあ。

斬機の構築って…難しいよね。

特に、モンスター。

いろいろある斬機モンスター、およびサイバース族モンスターの中から何をどれくらい採用すればいいのか…

きょうは、そのモンスターの採用について、特に、採用している斬機以外のサイバース族モンスター、バランサデバッガパラレルについて考えていこう。

余裕があれば、さらに他のモンスターについても。

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機21.04.23】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】28
コード・ジェネレーター
バックアップ・セクレタリー
バランサーロード ×2
パラレルエクシード ×3
レディ・デバッガー ×2
増殖するG
屋敷わらし
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3

【 魔法 】9
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者 ×2
禁じられた一滴 ×3
転生炎獣の聖域

【 罠 】3
斬機帰納法
斬機超階乗
無限泡影

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×3
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
リングリボー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×2
原始生命態ニビル ×2
増殖するG ×2
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×3
禁じられた聖杯 ×2
レッド・リブート
王宮の勅命
セキュリティ・ドラゴン

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このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

まず、採用している基準というか、そういう感じのこと(?)についてなんだけど、こうだから採用している、などといった基準があって、それを満たしているカードを採用しているわけではない

実際は、いつもやっているあの先攻展開があるから、それに対する寄与が大きいバランサ、デバッガ、パラレルを採用しているという状況になってはいるけど、どちらかというと、あの展開をするためにこれらを採用しているというより、これらのカードがあるからあの展開をするプランを取れているという状況である。

そして、あの展開をするのであれば採用するのはこれらである、といった結論を得る。

 

では、1枚ずつ見ていこう。

 

バランサ

バランサーロード。

斬機が収録されたミスティック・ファイターズにも再録されていて、初心者構築にもナユタや方程式と共にこれだけは入っている、“いかにも”相性いいですよ~みたいな顔してるカード。

相性がいいとかいうよく分からない理由じゃなくて、このカードの真の特徴はシグマ、アディオン、サブトラ、ダイア、マルチ、デバッガ、ジェネと合わせて初動になることである。

調べてみると分かるけど、これだけ多くのカードと組み合わせられるサイバース族というのは他に無い。それこそ、斬機を除けばバランサ、デバッガ、パラレルくらいなのである。

バランサの場合は特にダイア、マルチといった「初動相方が少ないけど仕方なく採用しているカード」の相方になることができるのが大きな特徴で、採用を考えるときには他のどんな性質よりもこの初動としての性質を重視しなければならない。

それを考えると、バランサ、デバッガ、パラレル以外のサイバースを採用することなど中々できることではないと、分かると思う。

 

デバッガ

レディ・デバッガー。

某ユーチューブチャンネルの斬機デッキ紹介動画では「1枚でアクセスを出せるカード」として紹介されていた、斬機と関係無いと思われてるカード。

このカードの真の特徴は、バランサ同様初動相方が多い(シグマ、アディオン、サブトラ、バランサ、パラレル、ジェネ、セクレタリ)、ひいては、斬機カードに触ることができることである。

(斬機カードに触ることができるからこそ、初動相方が多いのだとも言える)

このカードが無ければデッキ内の斬機カードはシグマ、アディオン、サブトラ、ダイア他だけの14枚程度で、初動成立のためにはいささか物足りない

(と思っている。1枚引いていればいいというわけでもなく、それ1枚を含む複数枚が揃わなければならないため。)

採用するサイバースというのはまず最優先が初動相方の多い斬機(に触れる)カードであり、それだけで十分な枚数が揃えばいざ知らず、カードプール的にそうではないので、次に仕方なく斬機カードではないけど初動相方が多いカードを入れることになっている。

ガジェット、ワイバーン、ガーディアン、スケーパーなども同じく2体分サイバースであるけど、デバッガはこれらとはワケが違うということが分かると思う。

 

パラレル

パラレルエクシード。

見るからにパワーが高いカード。

このカードもバランサ同様、ダイア、マルチ、さらにはナブラを含む多くのカード(シグマ、アディオン、サブトラ、デバッガ、ジェネ、ダイア、マルチ、ナブラ)の相方になることができるというのが、まず最初に採用に至る最も重要な点。

その点においてはポジションがバランサとホントに全く同じであり、カード個別の話は今回はしないつもりなのでコメントはあんまり無い。

 

その他のカード

では、他のサイバースというのは初動相方がそんなに少ないんか?となるわけで。

実際に怪しそうなカードを見てみよう。

 

フォーマッド・スキッパー

相方はアディオン、サブトラ、ジェネだけ。

 

サイバース・ガジェット

アディオン、サブトラ、ジェネだけ。

他の2体分も同様。

 

アチチ@イグニスター

斬機ネーム全部。

斬機ネームとなら組めるけど、専用構築にする必要がある。

ピカリ、めぐりも同様。

 

ワンタイム・パスコード

アディオン、サブトラだけ。

 

サイバネット・マイニング

相方はなんでもよい。最強。

が、このカードだけは例外で、初動の性能が良いにも関わらず、現状では不採用としている。

相方はなんでもよい、という点だけを見れば初動に関してはバランサ、デバッガ、パラレルのどれをも上回る性能をしていることになるけど、その上回るってのは、どれくらいかな?

上で見てもらって分かる通り、バランサ、デバッガ、パラレルは割とどれも不満なく採用できているレベル(強いて言うならばデバッガは少しだけ不満)であり、それをわざわざ少しだけ性能が上回るカードにする意義は小さい

(なにせ、コストがかかるカードであるがゆえ)

現状バランサデバッガパラレルからすら採用が漏れている枠がある以上、採用する理由など無い。

バランサデバッガパラレルを積んだ上で更に初動を増やしたければ、これを積むことになる。

 

・・・

 

以上。

採用しているバランサ、デバッガ、パラレルに関してはパッと見では採用意図が明確には見えにくいような気がする上、わたくし以外でこれを真面目に考えてるのをわたくしは見たことが無い(見たことが無いだけ。考えてる人がいないとは言わない)ので、ここはひとつわたくしが・・・ということでこれを書いてみた。

バランサやデバッガの項で少し話したように、採用意図を明確に理解しないままの人というのはもうホントによく見るので、そういう人たちにもぜひよく理解してもらい、それぞれの斬機デッキを強くしていってもらいたい。

 

それでは、オシマイ。

 

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