天気いまこう3(虹天気アルシエル)
やあ。
天気が新規を貰ってからというもの、天気デッキについてほとんど考えていなかったのでここでふとまた考えたくなってきた。
Twitterで検索して他の人の考察を見ることが実質的に不可能なこの天気について、改めて考えていこう。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0天気22.05.13】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:0枚
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【 モンスター 】21
ディメンション・アトラクター ×3
増殖するG ×3
晴天気ベンガーラ ×3
曇天気スレット ×3
灰流うらら ×3
雪天気シエル ×3
雷天気ターメル ×3
【 魔法 】14
ピリ・レイスの地図 ×3
曇りの天気模様
次元の裂け目 ×3
金満で謙虚な壺 ×2
雨の天気模様
雪の天気模様
天気予報 ×3
【 罠 】5
無限泡影 ×3
虹の天気模様
雷の天気模様
【 エクストラ 】15
天霆號アーゼウス
幻影騎士団ブレイクソード
発条機雷ゼンマイン
ダウナード・マジシャン
トロイメア・フェニックス
崔嵬の地霊使いアウス
灼熱の火霊使いヒータ
トロイメア・ユニコーン
神聖魔皇后セレーネ
虹天気アルシエル ×2
月天気アルシエル ×2
アクセスコード・トーカー
閉ザサレシ世界ノ冥神
【サイドデッキ】0
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
ちなみに、このデッキを使うのはCSなのか、公認なのか、ADSのレートなのか、はたまた身内とのフリー対戦なのか、私自身もよく分かっていない。というか決めていない。
なので、今回主に考えていくのは天気ギミックの使い方・採用についてということにして、手札誘発や永続などの選択については特に深く考えていかないことにする。
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では本題で、天気は新規を貰った。
主にスゴイのは天気予報の方で、これによりこれまでは現実的に成立し得なかった虹天気アルシエルによる妨害を積極的に狙うことができるようになった。
とはいえやはりリソースをまとめる事になるリンク召喚というのはリスクのある行動であることには変わらないので、虹天気を積極的に狙わない構築も大いに考えられる。
が、せっかくなので今回はこの虹天気の妨害効果を積極的に狙うことをコンセプトとした構築を考えていくことにしよう。
というのも、これまで天気の初動といえば、なんとなく雪を回すことだという認識があった。
なので、シエルは1枚初動、雪+天気なども初動として考えるという基盤で構築を作っていたのだけど、当然雪を回すだけでは勝てなかった。
が、ここで初動の考え方を改め、雪を回すことではなく虹天気の妨害を成立させることを初動で目指すことにすれば、それは勝利にあまりにも直接繋がっている、非常に成立させがいのある初動になると感じた。
また、現代のデッキに比べこそすると劣るものの、ある程度広い待ちの初手で確実に虹天気の妨害までたどり着けるということもこの構築を勇気づける要因となる。
というわけで、虹天気の妨害を成立させる初動について考えていこう。
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虹天気の妨害を成立させるのは残念ながらシエル1枚では行えないので、組み合わせで成立させていくことになる。
このデッキの初動は、以下となる。
2枚初動:1妨害
シエル+予報
シエル+天気
シエル+模様
予報+天気
3枚初動:2妨害
シエル+予報+天気
シエル+予報+模様
シエル+天気+模様
予報+天気+模様
ただし、「天気」は下級天気モンスター、「模様」は天気模様魔法のこと。
それぞれの場合で、このように動く。
予報+天気から、
予報ef雪置く予報ef天気ns天気(雪)efシエルサーチnsef模様置くシエル雪模様でアルシエルss
盤面:アルシエル+除外天気
予報+天気+模様Aから、
予報ef雪置く予報ef天気ns天気(雪)efシエルサーチnsef模様B置く模様Aef雪模様A模様Bでアルシエルss
盤面:アルシエル+シエル+除外天気
初動のためにはシエル、予報、雪以外のカードの効果を用いないので、使う天気や模様はある程度なんでもよいのが魅力。
3枚初動でシエルスタートの場合、リンク召喚の瞬間にスレットを2体目の天気として召喚できていれば模様を2枚場に置き直せるので、雪や虹でリソースを回復しにいくことができる。
と、このように1ターン目にある程度の質の妨害を保証できる(と思っている。怪しいとも当然思っている…)ので、思いきってデッキ内のギミックはこの動きのみにし、残りの枠をを誘発や永続に多めに割けるようにしたのがこの構築となる。
2ターン目以降は、普通に天気が回せているならば特にわざわざやることを用意するまでもない。
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で、次はこれを達成するための採用カードを考えていく。
シエル×3、ピリレイス×3
シエル6枚。
ピリレイスはライフが半分減ることが天気の性質と合っていないという話もあるけど、今回の天気の想定するプランはダラダラと無限にリソースを回して相手が死ぬのを待つ、みたいな従来の天気としてよくあったタイプではなく、サッと妨害を用意してリソースが十分回ったら月天気からアクセスコードトーカーでとっととゲームエンドを狙うというものなので、ライフ半分は軽視した。
シエルは初動としてめちゃくちゃ優秀なので、ふつうに枚数増やせることの意義も大きい。
ターメル×3、スレット×3、ベンガーラ×3
従来の型からすれば、多め。
というのも、先の初動の組み合わせを見れば分かる通り天気モンスターはなんでも初動になる。
しかも、2妨害を達成するためには必ず天気2体の召喚をする必要があるため、初動のためには天気過多なくらいがよいと考えた。
ターメル、スレットは効果が強いので当然優先して、あとはラズラよりベンガーラの方が攻撃力が高かったので。
予報×3
初動の組み合わせで使えるものの、2枚被った場合に1ターン目の間は意味をなさないので入れすぎるのもって感じ。
しかしターンが渡れば貼り替えるだけで模様罠を手貼りできるのでとても嬉しい。
雪、曇り、雨、雷、虹
最低限。
まず、初動になり得ない罠は極力減らしたいけど雷と虹はゲームメイクのために必須なので1枚ずつ。
魔法は最悪初動になるので増やしてもよいけど、誘発などの枠を増やす際に最も減らすべきカードがこの模様魔法だったので、この枚数に。
曇り、雨は必須ではないけど初動の際に雪ではない模様魔法をサーチして発動する必要があるので、雪以外をなんとなく2枚くらい。
雨は普通に強いときも多い。
で、問題の雪1枚。
この構築の場合、模様魔法が雪でないと成立しないという組み合わせなどは少なく、初動として特に優先度が高いわけではない。
もちろん他の模様魔法より断然強いし優先度も高いのだけど、模様魔法自体多積みする意味があんまりない。
予報というカードが予報+模様を場に用意できるので、模様のみを場に用意する模様魔法というのは優先度が低くなるのだ。
とはいっても雪がデッキから消えた後もう一度デッキから雪を貼れると都合のよいこともあるので、構築に余裕があれば雪は2枚にしたい。余裕がないのでしない。
金謙×2
採用しない理由がない。
強金も採用したいけど、その場合は誘発などの枠を削ることになる。
灰流×3、G×3、泡×3、アトラクター×3
誘発12枠。
天気を削って入れるカードとして無難なものをとりあえず。
後手の戦いぶりはこの枠にかかっていると思う。
次元の裂け目×3
とりあえずデメリットのない永続。
魔法なので天気がターメルなら模様になれる。
虹天気×2、月天気×2、アクセス
枚数はてきとうだけど、必須なカード。
強金を入れるなら全部3で。
…という感じになった。
文章からもお分かりの通り全然考察が足りていないので、あしからず。
天気過多と雪1枚というのは一応考えた上での枚数だけど、あとはわりとてきとうかも…
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以上が、現状わたくしが考えた虹天気の妨害を主体とするタイプの天気となる。
構築上の改善点はある上、15の自由枠もあるのでまだまだ考えることはいっぱいある。
けど、今後の考えるタネとなるような、(わたくしにとって)第一歩としての構築がコレなので、今後これを軸に天気のことを考えていけたらよいなと思う。
おそらくわたくしより天気に詳しいであろうあなたの考えも、ぜひ聞かせてくれたらうれしいな。
それでは、おしまい!