螺旋式うぇーぶ

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バラノラが長文を書きたいときのためのブログ

ベアルクティいまこう2(詳細)

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やあ。

以前ポーラスターベアトロンαが登場した時にベアルクティを組んで、最近また使い始めてそれなりに大会に出場した。

公認大会では現時点で10マッチ行っており7勝3敗、そしてきょう朝霞杯に出場してきた。

結果は1-2-1と普通に負けたので戦績による説得力は全く無いけど、この記事では最近のベアルクティの理論をいくつか項目ごとに考えていこう。

アルクティのルールや展開ルートなどごく基本的なことは前回の記事ベアルクティいまこう - 螺旋式うぇーぶに書いてあるので、分からなければそちらを参照されたし。(別に直接質問してくれてもいいけど😊)

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0ベアルクティ23.07.24】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】22
アルクティ-ミクポーラ ×3
アルクティ-メガタナス ×3
アルクティ-メガビリス ×3
アルクティ-メガポーラ ×3
天極輝士-熊斗竜巧α ×3
増殖するG ×3
海亀壊獣ガメシエル
灰流うらら ×3

【 魔法 】14
おろかな副葬 ×2
アルクティ・スライダー
アルクティ・ディパーチャー ×3
アルクティ・ビッグディッパー
アルクティ・ラディエーション ×3
墓穴の指名者 ×2
強欲で貪欲な壺 ×2

【 罠 】4
氷結界
無限泡影 ×3

【 エクストラ 】15
厄災の星ティ・フォン
フルール・ド・バロネス
相剣大公-承影
アルクティ-ポラリィ ×2
アルクティ-ポーラ=スター ×2
虹光の宣告者
アルクティ-グラン=シャリオ ×2
アルクティ-セプテン=トリオン ×2
空牙団の懐剣 ドナ
トロイメア・フェニックス
閉ザサレシ世界ノ冥神

【サイドデッキ】15
ラーの翼神竜-球体形 ×3
原始生命態ニビル
幻創龍ファンタズメイ ×2
粘糸壊獣クモグス ×3
電光-雪花- ×3
ハーピィの羽根帚
神の通告 ×2

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このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

展開

最初は、手札ごとの最終盤面をここにまとめる。持っているカードを使っていくだけなので展開ルートは割愛。

(※ポーラスターの効果で出したセプテントリオンのことをスターセプテンと書くことにする)

 

・ディパーチャー系
ディパーチャー+コスト
→セプテン+ミクポーラ

ディパーチャー+コスト+☆7以上
→セプテン+ラディエーション

ディパーチャー+コスト+☆8ベア
→スターセプテン+ポラリィ

ディパーチャー+コスト+☆8ベア+☆8ベア+☆7以上
→スターセプテン+スターセプテン+ポラリィ

・ミクポーラ系
ミクポーラ+☆8ベア
ミクポーラ+☆7以上+コスト
→セプテン+ミクポーラ

ミクポーラ+☆8ベア+☆8ベア
ミクポーラ+☆7以上+コスト+☆8ベア
→スターセプテン+ポラリィ

ミクポーラ+☆8ベア+☆8ベア+☆7以上+☆7以上
→スターセプテン+スターセプテン+ポラリィ

・ベアトロンα系
ベアトロンα+☆8ベア+☆7以上
→セプテン+ラディエーション

ベアトロンα+☆8ベア+☆7以上+コスト
→スターセプテン+ポラリィ

ベアトロンα+☆8ベア+☆7以上+☆8ベア
→スターセプテン+スターセプテン

 

初動となるカードに加えて、☆8ベア的なカードがだいたい1枚あればセプテン、2枚でスターセプテン、3枚でスターセプテン×2という感じになる。だいたい。

ほとんどの最終盤面でミクポーラorポラリィが余るので、うららを持っている場合は召喚してバロネスor虹光を出すことができる。バロネスに行くとほとんどの場合スターセプテンには行けないため、スターセプテンが必要な相手や虹光が強い相手の場合はポラリィ前のバロネス着地は諦めて、ポラリィ後にスターセプテン+虹光に向かおう。

一方Gは☆8ベアと組まないとバロネスになれないのだけど、☆8ベアは余るほど展開が強くなっていくため、Gとくっつけるための☆8ベアが余るということはほとんど無い。Gでバロネスを組むのは初動系のカードを引かなかったときが主となる。バロネスで氷結界を割って動くパターンもあるので、忘れてはいけない。

ラディエーションを持っている場合や☆8ベア過多なハンドからラディエーションをサーチする場合は要求値がドロー次第になってしまうので、確実に展開を強くするかセプテンを最低限にしてでもドローを優先するかは、時々で判断する必要がある。

ビッグディッパーを素引きしている時はポラリィの代わりにポーラスターを出すことで、セプテンはスターセプテンに、スターセプテンはスターセプテン×2に押し上げることができる。

 

メイン

☆8ベア

メガタナス×3、メガポーラ×3、メガビリス×3。

初動のために引きたいカードというわけではないので、フル投入するのかどうかはよく考える必要がある。展開のために合計2〜3枚は必須で、セプテンでサーチして的確な妨害とするために各種類1枚以上は採用する必要があるので最低限それだけ採用すればよいようにも見えるけど、私はフル投入するのがよいと考えている。

まず、このデッキはディパーチャー・ミクポーラ・ベアトロンαを初動として用いるものの、上の展開の通り、現実的には結局それ+☆7以上を(できれば複数)要求する。そのためある程度はその範囲内のカードを採用しなければならず、候補には☆8ベア、パンクラなどの☆7以上の汎用カード、ディーヴァなど初動系カードと組める展開カードなどが上がる。

汎用カードは結局ここで採用できるほど汎用的なものは無く、現実的にはサイドデッキからの投入くらいしかできない。ディーヴァなどの展開カードは、展開ルートをきちんと考えれば☆8ベア採用よりも強力な展開ができるようにはなるものの、結局ゴミの採用によって平均的な手札の質が上がるわけではない。上振れ時はうららでバロネス・虹光、事故時はGでバロネスに行ける現状召喚権はうらら・Gで十分なのでさらに召喚権カードを追加するリスクもあるし、サイドチェンジ時にはゴミによってチェンジ枠を柔軟に取ることが難しくなるので、ディーヴァなどの展開カードも採用には足らない。

一方☆8ベアは以上のような問題は発生しない。召喚権は使わず、サイドチェンジ時には最低限を残し自由な枚数をサイドカードとチェンジすることができる。(ただし、ここであまりにも多く☆7以上を減らすようなチェンジをすることはできない。☆7以上のサイドカードとならいくらでもチェンジできる)

また、最低限の枚数あればいいとは言うものの結局ディパーチャーやセプテンのサーチにおいてデッキの☆8ベアが枯渇することが問題にはなるため、デッキ内の☆8ベアは多いに越したことはない。

☆8ベアのデメリットとしては、汎用カードや展開カードと比べると単体で仕事をしないということになると思うのだけど、考えてもみてほしい。初動となって事故を回避するということができないのはパンクラやディーヴァも同じである。単体でちょっと妨害を踏んだり逆に妨害したりできるくらいなのだけど、それは☆8ベアでもある程度できるのである。(打点による盤面処理、Gと組んでバロネス、固有効果による仕事)

それぞれの持つメリット・デメリットを総合的に判断した結果、☆8ベアフル投入が最も勝利への貢献が大きいと判断した。

 

ディーヴァ系

ディーヴァ、毒針のニードル、ライティドライバーなど。

ディーヴァなら、単体でポラリィ+手札に☆7以上×2、特にムーラングレイスを絡めた展開をすることができ、初動系のカードと合わせて引いた場合にとても強力な展開をすることができるようになる。が、それはこのベアルクティが目指しているセプテントリオン+αの展開から逸脱したディーヴァ単体での能力の話にすぎず、「ディーヴァを引いていればディーヴァを使った展開をやる。それはそれとしてセプテントリオンの展開をやる。」という、極めてワケの分からない構築になるように思える。別に単体での能力を評価して採用すること自体は構わないのだけど、それにしてはゴミも多く(ネプト、竜騎隊、ポセイドラ、ムーラングレイス)、また妨害を受けてディーヴァが余った際には☆2チューナーというのはどのベアともくっつきにくい、いずれにせよ無駄の多さが目立つギミックとなってしまう。

ディーヴァ以外の1枚ポラリィのみのカードは、初動系カードの枚数をかさ増しこそできるものの、その質は召喚権も使う、誘発を受けたらベアが残らない、ゴミも必要など最低品質であるので、そこまでして初動カードをかさ増ししたいなとはならないのが現状である。ライティドライバーは☆1チューナーで、ミクポーラとくっつくと☆8シンクロが出せるのは悪くないものの、根本の質の低さは変わらない。

(このデッキの召喚権はうららGが強すぎる)

 

ミクタナス

ミクタナス。

上の通り、展開のために必要なカードは初動系のディパーチャー・ミクポーラ・ベアトロンαと、☆8ベア☆7以上からなる。ミクタナスはこの☆7以上に該当するポジションであるので、手札に引いた時の質で考えればミクタナスはガメシエル・ニビルなどと同等である。役割としては、ディパーチャー・ミクポーラのサーチ先として単なるss☆7ということになる(回収効果によって実質コストがかからないようなものなので)。その単なるss☆7は何の役に立つのかと言うと、「スターセプテン×2の要求値が下がる」のと「バロネス+セプテンをバロネス+スターセプテンにできる」の二つへの寄与である。

例えば従来では「ディパーチャー+コスト+☆8ベア+☆8ベア+☆7以上」でスターセプテン×2の盤面を作れていたけど、ミクタナスを採用すると「ディパーチャー+コスト+☆8ベア+☆8ベア」で可能になる。単に場に1体☆7以上を出せればポラリィの変換で☆8にできるからである。また、従来では「ディパーチャー+コスト+☆8ベア+☆8ベア+うらら」はスターセプテン成立だけど、うららを召喚しようとも☆7が余っていないためバロネスは出せず虹光止まりとなる。しかしミクタナスを採用すると逆に余った☆8を☆7に変換できるためスターセプテン+バロネスが成立するようになる。

というように、限定的な状況で上振れに加担することがあるのだけど、“限定的な状況で上振れに加担する”だけのカードはデッキに必要ない。では下振れを支えるのかと言えば、手札での質がガメシエル・ニビルと同等であることを思い出すと、そういうわけでもない。攻撃力も700と、☆8ベアたちが2400・2500・2800を叩き出しているのと比べると評価に値しない。以上のメリットとデメリットを総合的に考えると、普通にナシ寄りの結論になる。

(ちなみに、後攻0ターン目での妨害を目指す場合3枚組で妨害できるのは「ミクポーラ+☆7以上+☆7以上」のみなのだけど、「ミクタナス+☆8ベア+☆7以上」や「ミクビリス+☆8ベア+☆7以上」でも可能となる。これを重視するならミクタナスやミクビリスを採用するとよいけど、当然これはやっても弱いので重視しない。)

 

疾走の暗黒騎士ガイア系

疾走の暗黒騎士ガイア、ガーディアンスライム、アブソルータードラゴン、デスペラードリボルバードラゴンなど。

「コストが足りない」という理由で(カジュアルレベルでは)よく採用されるこれら2枚分系カード。実は、このデッキはあんまりコストは足りなくない。コストを必要とするベアはミクポーラと☆8ベア3種のみであるけど、初動のミクポーラにコストを1枚切った後は基本的にあと1体☆8ベアを場に供給するだけなので、それはベアトロンαのサーチ先のスライダーorディパーチャーのみで完結している。改めて手札の☆8ベアを自身の効果で追加で出したい時のみ別途のコストが必要となるが、それは随分と局所的な話である。

また、セプテン成立後の相手ターンで妨害のために☆8ベアを出す場合は別途のコストが必要となるけど、その段階ではビッグディッパー+ディパーチャーで2回分の肩代わりが用意されている。手札からのコストは必要ない。

あって困るわけではないけど真に役に立つ場面は少なく、普通に意味わからん事故要因になりうるこれらのカードは採用には足らない。(ちなみに、これらのうちどれも、2枚分ではない相方カードを要求している。勘弁してくれ)

(で、相変わらずこちらも後攻0ターン目での妨害を考えると「ミクポーラ+2枚分」の2枚組で妨害が可能となる。これを重視するなら2枚分を採用するとよいけど、弱いので重視しない。)

 

氷水帝エジルラーン

アルクティと似たような効果を持つからか、カジュアルレベルでは採用する人もいるカード。単体でエジルギュミルや承影を成立できるというだけで、それが必要だと思うなら採用した方がよいのだけど、単体で動けるカードをあえて必要とはしていない。単体とは言ってもコストは要るので、なおのこと。竜騎隊などコスト適正のあるカードを採用しているならもう少し意味も出てくるけど、ディーヴァや竜騎隊と共に採用し始めるとそれはもはや【ベアルクティ】としての動きをあまり求めていない【水シンクロGS】みたいなデッキになっていく。【ベアルクティ】というデッキを選択している時点で、そこから逸脱するような構築を考える必要は(少なくとも今のところは)ない。

 

エクストラ

エクストラはベアシンクロ以外は縛り的にほとんど出番が無く、にも関わらずラディエーションのドローがあるため強金や金謙も採用することができないので、本当に出番の無い局所的なカードをちまちま採用していくことになる。未だ何が良いのかよく分かっていない所もあるので、今後も要検討な部分。

 

必須枠

(枚数はともかく)

ポラリィ×2、ポーラスター×2、セプテントリオン×2、グランシャリオ×2、バロネス、承影、虹光。

流石に出番があると誰でも分かるカードたち。ポラリィとセプテントリオンは2ずつほぼ必須だけど、ポーラスターとグランシャリオは1でも大丈夫そう。一応、ポーラスターからのグランシャリオ×2という選択肢があるのでポーラスターよりはグランシャリオの方が2枚目が欲しい。G+☆8ベアでのみ出せるエジルギュミルというのもいるけど、うららで出せないなら出番半減な上あえて出したい場面も少ないと思う。

 

閉ザサレシ世界ノ冥神

完全耐性の回答を積むだけ積んどくか的な。リンクを出すためには相手ターン中にベアたちの効果を起動し、自分のターンでは召喚権+ベアトロンαssでのみモンスターを追加しなければならないため、4体分の素材を揃えるのはだいぶ難しい。

 

空牙団の懐剣ドナ

バグースカの回答。リンク2ならそれほど無理なく出せるので、こういうののバリエーションを多めに欲しい。種族が異なる必要があるので、☆8ベア×2では出せないけど多分そんなことはしないから大丈夫。

 

トロイメアフェニックス

センサー万別やマクロコスモスなど、変な永続の回答。センサーはミクポーラ→(ベアトロンα→)メガポーラでも解決できるので、無理にリンクを使う必要はないかもしれない。

 

小法師ヒダルマー

群雄割拠の回答。獣戦士族(☆8ベア)×2で出さなければならないので難しいけど、無いよりマシ。しかし、☆8ベアの2体目がメガポーラならそもそも解決するので、どうかな…

 

混沌の戦士カオスソルジャー

変な耐性モンスターへの回答兼、変な耐性の押し付け。神碑などに強くなるかもしれない。

 

厄災の星ティフォン

汎用すぎ。とはいえベア縛りの中では出せないので、実質的にss前後両方にss縛りがかかるようなもの。どうかな…

 

☆9シンクロ

仙々、ウォルフライエ、灼銀の機竜、碧鋼の機竜、アーケティスなど。

ポラリィ+☆8ベアという、セプテントリオンorグランシャリオが出せる場面で出せるカードたち。セプテントリオンやグランシャリオにできない仕事ができるなら採用した方がよい。灼銀、碧鋼、アーケティスなど対象を取る除去はグランシャリオで間に合うことがほとんどなので、必要ない(碧鋼は超雷龍などの破壊耐性の回答になるかも)。ウォルフライエは対象を取らないバウンスが必要なら採用するかも。特に、ラーの翼神竜球体形の除去手段がこのデッキには無いため唯一の除去手段になる(ただ、効果発動までたどり着くの…?)。仙々は特有の除外効果を使いたい相手がいるなら採用する。ただし、自分のカードも除外されるせいで召喚条件的に一切のベアシンクロは出せなくなる。

結局どれも、出せる条件がセプテントリオンやグランシャリオに近い割に解決できる具体的な状況は少ない。

 

サイド

ピュアリィのためにオーバーディレイ、R-ACEのために拮抗勝負、みたいなことを書きたいのではなくて、ベアルクティの性質に関係のあるものをここでは考えていく。

一つのやり方として、☆7以上のサイドカードを大量に採用するというのがあると思っている。というのも、オーバーディレイや拮抗勝負などをサイドに採用した場合、抜ける枠は墓穴2枚ラディエーション2〜3枚目などだけで☆8ベアを減らすという選択肢を取ることができず、結果3〜4枚のチェンジしかできなくなってしまう。一方、☆7以上のサイドカードは☆8ベアを減らしてチェンジすることができるので、結果的にチェンジの枠を7〜10枚と大幅に増やすことができる。ただ単に仮想敵に突き刺さるカードを採用していくよりも、突き刺さりはそこまででもデッキの性質に合ったカードを採用した方が結果的に勝利への貢献が大きいサイドチェンジが可能になるのだ。

(結局、メインギミック内のチェンジの枠は☆8ベア最大6枚、ラディエーション最大2枚となる。その他墓穴やGや泡など抜く場合を考えると、10枚前後の大幅なチェンジを行うこともできる。)

 

溶岩魔神ラヴァゴーレム

仮想敵はティアラ、地属性系、R-ACE、一応ピュアリィ。

うららGの召喚権は後手だとほぼ使うことはないので、召喚権はこういったカードに割くことができる。展開を通した際でもワンキルまで届かないことの多いこのデッキにおいて、ビッグディッパーでコントロール奪取を行うことでワンキルラインが格段に下がるのがとても良い。

 

ラーの翼神竜球体形

仮想敵はティアラ、地属性系、R-ACE。

ラヴァゴーレムとほぼ同じで、ラヴァゴーレムと両方をフル投入できるのがこのデッキの嬉しさの一つになる。しかし対象耐性を突破できるカードが承影しか無く、召喚権無しでは1+1+8で出すことしかできないので、出した場合の処理はとても困る。けど、とんでもない先攻盤面を返せる可能性があるだけマシ。

 

壊獣

仮想敵はピュアリィ。

メインデッキから副葬→氷結界でサーチ可能なガメシエルを積んでいて、必要ならば追加できる。ラヴァゴや球体形よりも小回りが効く代わりに盤面処理はそこまでできないので、ピュアリィを重く見る場合に優先される。

 

原始生命態ニビル

仮想敵は地属性系、R-ACE、その他展開系。

(☆7以上という条件の下では)無難に積める誘発なので助かる。トークンはビッグディッパーで奪取するかグランシャリオで破壊すれば、ニビルの3000を利用してワンキルまで届きやすい。

 

幻想龍ファンタズメイ

仮想敵はR-ACE、サイバース系。

対象を取る効果を無効にする効果と☆7非チューナーというステータスが自分の展開のために使えるので、投入できる対面の場合には特に恩恵が大きい。

 

電光雪花

仮想敵はラビュリンス、神碑。

ほぼデメリット無く使えるので、罠対面が増えるなら優先される。

 

豪雨の結界像

先攻札。

ラディエーションのドローで引き込んで召喚することができれば申し分ないけど、セプテントリオンが成立していない時に召喚しても通常召喚から突破されやすいので、勝ちを勝ちにする感じ。

 

神の通告

先攻札。仮想敵はR-ACE。

罠であればセプテントリオンと妨害の場所が散る。セプテントリオンで対応できないタービュランス絡みの展開を止められる通告を、朝霞杯の段階では採用した。

 

おわりに

以上、最近ベアルクティを頻繁に使うことによって色々考えた、以前よりも詳細なベアルクティの理論となる。

記事を書いたのはほとんど朝霞杯出場前、特にAGOV発売前なので、罪宝R-ACEやティフォン、リトルナイトなどの感触を実際に確かめる前の考察であった。

きょうの朝霞杯を経て多少はそれらに対する知見を得ることができたので、また今後それを踏まえてベアルクティの考察はしていきたい。

現在ベアルクティのことを調べても出てくるのはほとんどデュエルリンクスやマスターデュエル、カジュアルの話だけなので、この記事を読んだそこのあなたも、ぜひベアルクティの考察をしてそれを世に発信していこう。

 

そしたら私は、見ます…😊

 

おしまい!

 

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