螺旋式うぇーぶ

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バラノラが長文を書きたいときのためのブログ

斬機いまこう31(自由枠)

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やあ。

きょうは、いわゆる“自由枠”についてちょっと考えていこうかな。

“自由枠そのもの“についてと、“自由枠に入れるカード”について、両方。

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機20.10.26】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】29
コード・ジェネレーター
バックアップ・セクレタリー
バランサーロード ×3
パラレルエクシード ×3
レディ・デバッガー ×2
増殖するG ×2
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3

【 魔法 】9
サイクロン
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者 ×3
月の書
転生炎獣の聖域

【 罠 】2
斬機超階乗
無限泡影

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×3
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
リングリボー
転生炎獣ベイルリンクス
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
セキュリティ・ドラゴン
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス ×3
原始生命態ニビル ×2
サイクロン ×2
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×2
月の書 ×2
レッド・リブート ×2
リンク・スパイダー

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このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

まず、“自由枠そのもの”について。

デッキ内には、確定枠と自由枠と呼ばれているカードの枠があると思う。

おそらく、確定枠とはデッキの動きの通すために必須で、環境によって枚数の変わらないカードたちを入れる枠で、自由枠とはそうでないカード(デッキの動きのためには必須でなく、環境によって枚数の変わるカード)たちの枠のことなのだと思う。

しかしわたくし自身、この考え方はあんまり好きじゃない。

というのも、そうやってデッキの枠を分類する意味、ある?と思ってしまうから。

どんな環境でどんなデッキだって、そのときそのデッキで最適な40枚(とは限らないけど)を選べばよいだけでは?と思ってしまう。

だから、わたくしデッキを組むときにはそういった概念をあんまり考えずに組んでいる。

けど、実際今組んでいる斬機デッキで、結果的にそのように分類されるカードがあるような気がするから、次にそれを考えていこう。

 

では、現状の斬機デッキのメインデッキに入っているカードを整理していく。

 

・サイバース族24枚

5分の3がサイバース族になるような割合。

先攻であれば2枚初動で展開成立、3枚初動で誘発ケアとなる現斬機デッキであれば、この割合が最も良いと思う。

正直、電脳堺や罠コなど他の2枚初動の展開系デッキを見ると展開札の割合はこれより少なくなっていることが多い気がするのだけど、斬機デッキでこれ以上展開札を減らすというのはどうしてもする気になれない。

展開札5枚抱えてミドラーシュに足蹴にされることもあるけど、する気になれない。

おそらく、電脳堺は強貪、罠コは誘発アルミラといったカードが展開札のカサ増しになってくれているから今の割合で生きていけているのだと思う。

斬機はおとなしく24枚積んでおこう。

バランサ1枚減らして23でもまあいいかな。

 

・誘発ケア8枚

灰流と指名者ね。

これも最大枚数でよい。

多ければよいというものでもなく、サウラヴィスや半魔導と違って出せるパフォーマンスが高いもののみを最大枚数採用するのがベストだと思う。

罠コやドラゴンリンクなどの展開系では抹殺を減らしているのもよく見るけど、それはどちらも物量で簡単に貫通できて致命的な誘発ポイントが無いからだと思う。

斬機はご存知の通りアレアレがヤバくただの無限1枚灰流1枚で止まりうるもろい展開ルートを有しているので、抹殺もきちんと展開失敗を成功に変えるパフォーマンスを発揮してくれる。

弱いタイミングがあるのも知ってるけど、それでも他のどのカードよりも採用すべきだと思っている。

 

・その他(いわゆる確定枠)4枚

聖域、超階乗、G、無限。

聖域と超階乗は珍しくも斬機に入っているゴミ。

サーチされることが役割だから、1枚採用で誰も文句無いと思う。

Gと無限は抹殺用で、この2枚は確実に入れておくべきだと思う。

理由は、採用率が一定以上あり、かつ1枚で展開を止め得るから。

これらが引いても腐らないものであるというのも、抹殺の採用を後押しする理由になっている。

 

・残り4枚

というわけで、ここで多分“自由枠”っぽいものになる。

今採用しているのは、G、三戦、月、サイク。

たしかに、ここはコロコロ変わりうるカードたちではある。

今のところは基本どのデッキにも1回打つ分には悪くないG、1枚持ってる分には先攻で安心できる三戦、先攻で引いても妨害になり得る後攻捲り札の月とサイクにしてる。

どれも2、3枚積んでもいい性能ではあるけどかぶりが弱いのとデッキに入れる優先度が低いのとで1枚ずつになっている。

種類を絞って3積みよりは同時引きで役に立つようにこうなった。

どれもどのデッキにもそれなりに打てる(から複数種同時引きしても構わない)カードだしね。

Gは抹殺用がデッキから無くならないというウマみもある。

 

といった感じで、デッキの中身をおよそ優先度順に整理してみた。

もちろん組んだあとでは結果的にこういった序列・分類があるけども、組む前の段階では決してソレは考えていない。考える意味がない。

今でも、別に強いと思えばデバッガ組とか抹殺とか全部抜いたって構わないと思ってるし、全然“確定枠”なんかではない。

 

いつだって、全カードプールの中で入れた方がよいカード上位40枚を入れるだけ。

 

おしまい。

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) | Twitter

 

余談:

たまに、「(メイン)デッキに枠が無いから○○は不採用、枠があるなら入れた方がよい」といったことを言っている人がいる。

 

枠、あるよね?そのデッキまだ40枚なんだから!

それでもあなたが入れないことを選んでいるのなら、それは「枠が無いから」ではなく「優先順位が41位以下だから」なのであって、本質的に「入れない方がよいカード」なのだ。

 

「枠が無い」などと、軽々しく言わない方がよい。