螺旋式うぇーぶ

螺旋式うぇーぶ

バラノラが長文を書きたいときのためのブログ

斬機いまこう72(妨害への対応の枚数)

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やあ。

斬機とは、サーキュラを通すデッキである。

特に先攻においては、サーキュラ1枚からの展開を通すために、残りの手札を使って相手の手札誘発による妨害を弾いたり貫通したりする。

そんなふうにして相手からの妨害に対して1:1でカードをぶつけていってサーキュラからの展開さえ通せれば勝てるわけなので、デッキはそれを達成するための構築にしたい。

というわけで、手札誘発による妨害を貫通するための適切なカード採用枚数を考えていこう。

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0斬機22.11.09】
メインデッキ:42枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】25
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×3
夢幻崩界イヴリース
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×2
斬機ダイア ×2
斬機サーキュラー ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3

【 魔法 】12
サイバネット・マイニング ×3
スモール・ワールド ×3
三戦の才
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
斬機方程式
転生炎獣の聖域

【 罠 】5
斬機超階乗
無限泡影 ×3
神の宣告

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
デコード・トーカー・ヒートソウル
トランスコード・トーカー
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム ×3
ハーピィの羽根帚
三戦の才
強欲で貪欲な壺 ×2
三戦の号 ×2
月の書
皆既日蝕の書 ×2
レッド・リブート
次元障壁
神の宣告

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

妨害への対応の枚数

現環境において先攻時に想定すべき妨害は、大体以下である。

灰流うらら3、G3、泡3、しぐれ3、墓穴2

最もメジャーであるティアラメンツには、サイド含めてこれらのカードが最大でこれくらいは積まれていると考えてよい。

また、深淵の獣も枚数のバラつきこそあれど採用されていれば間違いなく投入されるカードである。

妨害に対して1:1で対応できるカードを同じ枚数だけ採用したいので、結論としては以下のような採用になる。

 

灰流3:指名者3

G3:灰流3

泡3:イヴリース1、ダイア2

しぐれ3:パラレル3

墓穴2:神宣2

深淵の獣n:アディオン3、サブトラ3

 

相手から打たれるカード(左)に対して同じ枚数だけ貫通札(右)を用意することで、サーキュラを通せるのはこちらに不利な確率にはならない。

 

さて、灰流を指名者で弾いたり墓穴を神宣で弾いたりできるのは当たり前なので、ここからはそれ以外の貫通方法を考えていこう。

無効系に対するダイア、パラレル、深淵の獣に対するアディオン系の3通りがある。

 

無効系をダイアで貫通

まず妨害を受けないときの動きから。

 

サーキュラ+ダイアから、

サーキュラefシグマ墓地サーキュラssシグマefssサーキュラef超階乗サーチサーキュラでディサイssダイアnsefサーキュラssダイアシグマでダランssefサーキュラサーチサーキュラでディヴォssダランefディヴォリリースサーキュラssディヴォefトークン×2ssサーキュラでベイルssef聖域サーチディサイベイルでウィキッドssトークン×2でマスカレssウィキッドefダイアサーチ

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札サーキュラ+手札ダイア

 

手札にリソースとして最初と全く同じサーキュラ+ダイアを残す展開。

ニビルが流行っていないからこの展開をするのであって、ニビルの可能性が十分考えられるときは5回以内ダイア入りの展開をしたほうがよい。(ダイア蘇生の1体分が減るだけなのでサーキュラサーチを放棄してアディオン系をサーチして使用すれば、手札ダイアだけの同じ盤面ができる。)

 

サーキュラに無効系

サーキュラ+シグマ+手札ダイアから、

サーキュラでディサイssダイアnsefサーキュラssダイアシグマでダランssef超階乗サーチサーキュラでディヴォssダランefディヴォリリースサーキュラssディヴォefトークン×2ssサーキュラでベイルssef聖域サーチディサイベイルでウィキッドssトークン×2でマスカレssウィキッドefダイアサーチ

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札ダイア

 

超階乗サーチが無くなっただけなので、余っていたダランのサーチでサーキュラの代わりに超階乗をサーチしただけ。

 

ダイアに無効系

ディサイ+シグマ+ダイア+手札超階乗から、

ダイアシグマでダランssefアディオンサーチefssでディヴォssダランefディヴォリリースサーキュラssディヴォefトークン×2ssサーキュラでベイルssef聖域サーチディサイベイルでウィキッドssトークン×2でマスカレssウィキッドefダイアサーチ

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札ダイア

 

ダイア蘇生の1体分が無くなっただけなので、余っていたダランのサーチでサーキュラの代わりにアディオン系をサーチして使用した。

また、以降ダイア入りが成立するのでどこに無効系を打たれてもケア可能。

これで、ダイアは無効系を完全に貫通できるカードであると分かった。

 

無効系をパラレルで貫通

斬機いまこう71(サーキュラパラレル) - 螺旋式うぇーぶでは3ドロー展開を目指す際のパラレル貫通を確かめたので、今回はなんでも魔法罠サーチ展開を目指す際のパラレル貫通を確かめていこう。

まずは妨害無しのときの動きから。

 

サーキュラ+パラレルから、

サーキュラefシグマ墓地サーキュラssシグマefssサーキュラef超階乗サーチサーキュラでディサイssパラレルefssefパラレルssパラレルでディヴォssディサイefディヴォリリースefトークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチダイアサーチnsefサーキュラssダイアシグマサーキュラパラレルでダランssef神宣サーチダランefベイルリリースサーキュラssダランサーキュラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+超階乗+神宣

 

妨害を受けなければ、なんでも魔法罠サーチ展開。

メインデッキに神宣を1枚採用して、チェンジ後の墓穴に対応する枠を兼ねつつ、1本目で対面不明の際でも無難にセットできるカードとする。

チェンジ後は障壁などをサーチする。

 

サーキュラに無効系

サーキュラ+シグマ+手札パラレルから、

サーキュラでディサイssパラレルefssefパラレルssパラレルでディヴォssディサイefディヴォリリースefトークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチダイアサーチnsダイアシグマでダランssef超階乗サーチダランefベイルリリースサーキュラssサーキュラパラレルでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗

 

いつもの盤面。

ダイアの蘇生を破棄しているので、ダイアの代わりにナブラにしてナブラでダイアをリクルートすれば余分にナブラに触れるけど、そうすると灰流ケアにならない。

 

パラレルに無効系

ディサイ+パラレル+シグマ+手札超階乗から、

ディサイパラレルでウィキッドssシグマでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチダイアサーチnsefサーキュラssダイアサーキュラでダランssefアディオンサーチefssダランefベイルリリースサーキュラssアディオンサーキュラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗

 

パラレルが☆8に戻るヤバイ当たり方だけど、ウィキッド直出しで全然耐える。

上の展開は灰流ケアだけど、灰流を無視してよいなら余分にサーキュラをサーチしておける。

(ウィキッド+シグマ+手札超階乗から、

シグマでディヴォssウィキッドefナブラサーチnsefディヴォリリースダイアssディヴォefトークン×2ssナブラダイアでダランssefサーキュラサーチトークンでベイルssef聖域サーチダランefベイルリリースサーキュラssトークンサーキュラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札サーキュラ)

 

ウィキッドに無効系

ウィキッド+ベイル+シグマ+パラレル+手札超階乗から、

シグマ+パラレルでダランssefナブラサーチnsefベイルリリースダイアssナブラダイアでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗

 

いつもの盤面。

ダイア入りにできないので灰流ケアができない。

 

ダイアに無効系

ウィキッド+ベイル+シグマ+パラレル+ダイア+手札超階乗から、

 

シグマダイアでダランssefサーキュラサーチダランefベイルリリースサーキュラssパラレルサーキュラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札サーキュラ

 

もちろんダイアなんかに打っても、いつもの盤面+手札サーキュラになってしまう。

以上、これでダイアやパラレルで泡やしぐれ1枚分を貫通できると確かめられた。

 

深淵の獣をアディオン系で貫通

斬機いまこう70(深淵の獣) - 螺旋式うぇーぶに書いてあるけど、再掲しよう。

まずは妨害を受けないときの動き。

 

サーキュラ+アディオンから、

サーキュラefシグマ墓地サーキュラssシグマefssサーキュラef超階乗サーチアディオンefssでディサイssサーキュラでディヴォssディサイefディヴォリリースefトークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチダイアサーチnsefアディオンssダイアシグマでダランssefサーキュラサーチダランefベイルリリースサーキュラssサーキュラアディオンでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札サーキュラ

 

シグマに深淵の獣

サーキュラ+手札アディオンから、

アディオンefssサーキュラef超階乗サーチアディオンでディサイssサーキュラでディヴォssディサイefディヴォリリースefトークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチナブラサーチnsefベイルリリースマルチssナブラマルチでダランssefサブトラサーチefssダランサブトラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+超階乗(地炎炎)

 

シグマにマグナムートを打たれた際の、後続の深淵の獣をケアした超階乗の構え。

マグナムート以外であれば、通常通りの素材の集め方で問題ない。(ダイア入りにもなるし、ダランも残る)

そして前提として、今回はシグマ以降への深淵の獣は想定しないものとする。

というのも、ダイアサーチ以降ダイア入り成立前の期間のどこかでマグナムートをサーキュラに打たれてしまうと、属性を揃えることができずケア不可能になってしまうのである。(マグナムート以外でも、超階乗まで待たれれば同じ)

これをケアするためには深淵の獣が見えていない状態で地炎炎の3種類を揃える上のような動きをする必要があり、これはあまりにもパフォーマンスが悪い。

なのでシグマ以降の深淵の獣のケアは諦め、シグマへの深淵の獣のケアのみ考えることにする。

(しかし!これを見たあなた!

上で言った通りパフォーマンスの悪い深淵の獣ケア方法は存在するため、「シグマに打たなくていいや〜」と思っているとケアされて痛い目を見るよ!

ケアと割り切りは表裏一体。安定のシグマか、こちらのケア次第になるシグマ以降か、どちらに深淵の獣を打つかはよく考えな!)

 

おわりに

というわけで、相手の妨害に対応するカードの枚数と、それを判断するための妨害の貫通の仕方を考えてみた。

これまでにちょこちょこ考えてきたことのまとめみたいな感じになったね。

今回考えてきたことはかなり普遍的な内容で、細かな採用カードや想定する妨害の違いはあれど、今後の色んな環境においても大体通用する話だと思う。

もっと環境による具体的なプランを考える際において、こういう普遍的な内容が当たり前のように頭に入っていることは重要だと思うので、こういう基礎固めをいまこうでは大事にしていきたいな。

 

実は今回やった内容については「妨害はハゥフニスやティアクシャもある」とか「地炎炎を揃えたところでケアとして弱い」とかツッコミを入れるべき所はあるのだけど、ん〜…そこは解決できてない!

解決は…あなたがしてくれ!

 

おしまい!

 

Twitter!→バラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

斬機いまこう71(サーキュラパラレル)

f:id:psychicnaminami:20221030144911j:image

やあ。

サーキュラが来てからというもの我らが斬機は、サーキュラ1枚からウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札ダイアという盤面を作ることができるようになった。

1枚からこのいわば“最大盤面”を作ることができるので、サーキュラ+αでサイバースを引いていても、使い道は基本的に誘発貫通帰納法サーチくらいしかない。

ので、+αを誘発貫通のために使った場合、誘発を打たれなければ余分に手札を消費したのにもかかわらずできる盤面は同じということになり、ちょっとイヤである。

ということで、今回はサーキュラ+α、特にサーキュラ+パラレルで展開を伸ばした場合の、より大きなリターンを得られるような展開を考えていこう。

f:id:psychicnaminami:20221030151910j:image

▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0斬機22.10.30】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】26
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×3
夢幻崩界イヴリース
斬機アディオン ×2
斬機サブトラ ×2
斬機シグマ ×2
斬機ダイア ×2
斬機サーキュラー ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
朔夜しぐれ ×3
灰流うらら ×3

【 魔法 】10
サイバネット・マイニング ×3
スモールワールド ×3
墓穴の指名者 ×2
斬機方程式
転生炎獣の聖域

【 罠 】4
斬機超階乗
無限泡影 ×3

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣アルミラージ
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
デコード・トーカー・ヒートソウル
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
ダイナレスラー・パンクラトプス
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム ×3
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム
三戦の才 ×2
皆既日蝕の書 ×3
レッド・リブート
神の宣告 ×3

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このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

サーキュラ+パラレル

 A B

12345

サーキュラ+パラレルから、

サーキュラefシグマ墓地サーキュラssシグマefssサーキュラef超階乗サーチサーキュラでベイル(A)ssefパラレルefss聖域サーチパラレルefパラレルssシグマパラレルでダラン(3)ssefダイアサーチnsefサーキュラssダイアサーキュラでメイジssefパラレルssメイジパラレルでヒート(2)ssef1ドローダランefベイルリリースサーキュラssパラレルサーキュラでマスカレ(A)ss

盤面:マスカレ(A)+ヒート(2)+ダラン(3)+超階乗

 

いつもの盤面のウィキッドがヒートに変わったような、謎の盤面ができた。

まずは、この展開できちんと誘発ケアができいるのかを確認してみよう。

 

前提として、この展開ではなくサーキュラ+シグマでいきなりエクシーズしてダランを出す展開を行えば、二ビルケアができる。(召喚4回以内に超階乗+斬機3種類を保証できるため)

しかし、それをやるとダランに無効系を打たれた際に止まってしまい、その後パラレルを出して貫通することすらできなくなってしまう。

ニビルと無効系、まずどちらのケアを優先したいかといえば現環境においては無効系であるので、いきなりエクシーズする展開ではなく、やはり先述の展開をやっていきたい。

 

で、結論を言えば先述の展開は無効系1枚を確実にケアすることが可能である。

無効系を打たれ得る箇所それぞれについて、打たれたらどうなるかを見てみよう。

 

サーキュラに無効

サーキュラ+シグマ+手札パラレルから、

サーキュラでディサイssパラレルefssefパラレルssパラレルでディヴォssリリーストークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチナブラサーチnsefベイルリリースダイアssダイアシグマでダランssef超階乗サーチパラレルナブラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗

いつもの盤面。

ナブラの代わりに直接ダイアをサーチしたとしても展開成立するので、灰流ケアしたければそうする。

 

パラレルに無効

ベイル+パラレル+シグマ+手札超階乗から、

ベイルパラレルでウィキッドssシグマでディヴォssウィキッドefナブラサーチnsefディヴォリリースダイアssディヴォefトークン×2ssナブラダイアでダランssefサーキュラサーチトークン×2でマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗+手札サーキュラ

いつもの盤面。

こちらもナブラの代わりに直接ダイアサーチをすればダランのサーチ込みで3種類揃えられるので、灰流ケアしたいのならそうする。

 

ダランに無効

ベイル+ダラン+パラレル+手札超階乗から、

ベイルダランでウィキッドssパラレルでディヴォssウィキッドefナブラサーチnsefディヴォリリースダイアssディヴォefトークン×2ssトークンダイアでマスカレssナブラでアルミラss

盤面:ウィキッド+マスカレ+トークン+アルミラ+超階乗

アルミラを好きなタイミングでリリースしてしまえば、いつもの盤面。

ディヴォを使うとトークンが余り、使わないとウィキッドの下がマスカレだけになってしまうので中途半端。

1体分減らさないと超階乗が打てないのでアルミラをリリースするか、ウィキッド+マスカレ+ディヴォみたいな盤面で我慢するしかない。

なんかちょうどよいやり方あったら教えて…

 

ダイアに無効

ベイル(A)+パラレル+ダラン(3)+ダイア+手札超階乗から、

パラレルダイアでメイジssefパラレルssメイジパラレルでヒート(2)ssef1ドローダランefベイルリリースサーキュラssダランサーキュラでマスカレ(A)ss

盤面:マスカレ(A)+ヒート(2)+超階乗

想定する盤面からダラン(3)がいなくなっただけ。

この盤面の効能は後述。

ダイアの後にメイジを無効にできるタイミングもあるけど、ダイアと同じくモンスター1体分が減るだけなのでこれと同じようにすればよい。

 

と、どこに無効系を打たれてもいつもの盤面やそれ以上の盤面を作ることができた。

展開が中途半端に余る場合がほとんどなので、灰流ケアをするか、ナブラに触っておくか、EXに何を残しておくかをその時の状況に合わせて調整するとよい。

 

マスカレ+ヒート+ダラン+超階乗

マスカレ(A)+ヒート(2)+ダラン(3)+超階乗。

この盤面が、いつものウィキッド+マスカレ+ダラン+超階乗より何がヨイのかを考えていく。

まずはもちろんヒートを出せているので、往復で2ドローを挟むことができる。

ドローによって手札誘発を引き込むことができるので、展開を妨害に還元できている。

ウィキッドがいない分後続のサーチが行えないけど、そもそもこの展開は手札でサイバースが溢れている時にやるものなので「後続はもう、いらないョ…」状態なのである。

そして、何より大事なのがわざわざ表記しておいたこの出す位置で、これには二つの効能がある。

一つ目はマスカレ+ダランでユニコーンを出した時にヒートと相互リンクになること。

これでユニコーンも合わせて3ドローなので、ディサイの1ドローだけの時と比べると誘発を3倍引けることになる。スゴイ

二つ目は相手のサンボル・ライストに耐性があること。

ウィキッド盤面では元々あった破壊耐性が、この盤面では無くなってるジャン!とお思いかもしれないけど、サンボル的なのを打たれたらマスカレの効果でウィキッドを出す事で全員を守れる。

ウィキッド+ヒートか、ウィキッド+ダランのどちらを残すかを状況次第で選べるように、ヒートとダランは空想上のウィキッドのリンク先に並べておく必要があった。

また、この際には超階乗でウィキッドを起動できるので2ドロー+ダイアサーチという後続確保も行える。ユニコーンを出す必要が無さそうならサンボルを打たれていなくてもこちらをやるとよい。

 

エクストラ消費

さ、ここで少し話を一般の状況に広げて、現在の斬機の(主に先攻における)エクストラ消費について考えてみよう。

いつもの展開をすると、先攻で消費するのはディサイ・ディヴォ・ウィキッド・ベイル・マスカレ・ユニコーン・ダラン・ラプラであるという場合が多い。

その際に残っているのはダラン・ファイナル・メイジ・アプデ・ヒート・アクセスであるので、先攻3ターン目ではダイア召喚からダランを出してファイナルに向かったり、メイジ経由でアプデを出してアクセスに向かったりを、それぞれ独立に行うことができる。

…というのが現在の構築と展開方法では確立されているので、この状況に全く問題はない。

問題が起こるとすればそれは構築や展開を変化させた時である。

例えば最近組んだ【クシャトリラ斬機】みたいなデッキにおいては、エクストラ構成を今のものからディサイ・ディヴォ・ウィキッドあたりを抜いてエクシーズモンスターを追加するという形にしていた。

のだけど、実はその構成では問題が起きる。

先攻で必ずメイジ→ヒートの消費を行うため、3ターン目で展開のために使えるエクストラが残っていない

後攻でも同じことで、メイジから繋がる展開を止められればエクストラのカードを使った展開がもうできなくなってしまうので、妨害の貫通に繋がらない。

ゆえに、メイジ2枚目またはトランスの採用が必須だと思った。

現在の構築ではその役割をディサイ・ディヴォ・ウィキッドで担えているので、メイジ2枚目やトランスは採用していなくても大丈夫なのである。

つまり、今後の構築の方針としてどんな構築であれ「展開を行えるサイバース(メイジ、トランス、ウィキッド系)は複数採用すべき。採用した枚数分、多段階の展開が行える。」という結論を得た。こう書くとシンプルで当たり前だけど…

そして、上のサーキュラ+パラレルの展開では先攻でメイジ・ヒートを消費してしまう代わりにディサイ・ディヴォ・ウィキッドが残っているので心配はない。むしろ、そういう心配が無いように展開を考えるべきである。

 

サーキュラ+パラレル(別)

サーキュラ+パラレルから、

サーキュラefシグマ墓地efssサーキュラef超階乗サーチサーキュラでディサイssパラレルefssefパラレルssでディヴォssリリーストークン×2ssディサイトークンでウィキッドssトークンでベイルssウィキッドefベイルef聖域サーチダイアサーチnsefサーキュラssダイアサーキュラシグマパラレルでダランssef紅蓮の指名者サーチダランefベイルリリースサーキュラssダランサーキュラでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+超階乗+紅蓮の指名者

さ、再びサーキュラ+パラレルの展開の方に戻ってきた。

上の3ドロー展開ではない良さげな展開として、なんでも魔法罠サーチ+いつもの弱盤面というのも候補になると思う。

チェンジ後など相手のデッキが分かっていて、何かしらイイ魔法罠を採用している時ならやってもいい。

他には魔封じ、神宣、罠デッキ相手にリブートなどがよいかもしれない。

 

さいごに

サーキュラが来てからは純粋に展開力が上がったのでできることの幅もかなり増えて、むしろできること探しみたいな感じになっている。

もっと強いできることはまだまだいっぱいあると思うから、今後もちょこちょこと探していこうね。

 

あなたもだよ!?

 

おしまい。

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

ナンバーズ・エヴァイユで学ぶ数学A

f:id:psychicnaminami:20221028083123j:image

 

(この記事の結論は、追記によって訂正されます)

 

やあ。

さいきん、クシャトリラがメインモンスターゾーン5面封鎖をしてくるらしい。

そんな5面封鎖の回答として有り得るのは、例えば直接EXモンスターゾーンになんかを特殊召喚できる魔法(主に融合魔法)など。

その中に、特にナンバーズ・エヴァイユというカードが存在する。

f:id:psychicnaminami:20221028014924j:image

エヴァイユで強力なNo.モンスターをバン!と出してしまえば、メインモンスターゾーンが封鎖されていようとも相手の場のアライズハート+シャングリラ+etc.を解決し得る。なるほどね。

しかしそこには、欠点がある。

それは、5面封鎖時には相手のディアブロシスの効果でこちらのEXデッキが1枚削られているということである。

5枚のEXデッキのカードを消費するエヴァイユは、もちろんその内の1枚でも削られてしまっては成立しない。

なので、5面封鎖の回答としてエヴァイユを用いる場合はディアブロシスのEXデッキ1枚削りを考慮したEXデッキの構成にする必要がある。

そこで、問が生じる。

確実にエヴァイユを発動することができるようなEXデッキの最小の枚数はいくつか。

きょうは、この問について考えていく。

 

ーーー

 

問の答えとなる枚数が6以上10以下であることは明らか。

なぜならば、5枚以下ではエヴァイユが発動できない事は簡単に分かるし、10枚以上あればエヴァイユ対応の5種×2の採用で確実にエヴァイユを発動できるEXデッキを構成できることが分かるから。

そして、ごちょごちょEXデッキを構成した結果、8枚でも確実にエヴァイユを発動できることが分かった。

f:id:psychicnaminami:20221028020528j:image

1,1,6,6,73,73,81,86を採用することで、何が抜かれても

1+1+6+73=81 (6か86を抜かれた時)

1+6+6+73=86 (1か81を抜かれた時)

のいずれかの組み合わせでエヴァイユを発動できる。

しかも、8枚での組み合わせは選び方の余裕があり、ssするモンスターをスペリオルドーラorロンゴミアントにするという、想定しているクシャトリラの盤面に対して少しでも強そうなモンスターを選ぶことすらできてしまう。

ということで、問の答えとなる枚数は6以上8以下であることが分かった。

 

ーーー

 

となると、次は7枚のEXデッキの構成を考えたい。

が、まず一旦ごちょごちょ考えてみたところ、どうも7枚での組み合わせはなかなか見つからない。どうやら、できなさそうである。

そうなると問の答えは8ということになるけども、7で不可能である根拠が今の「なんかできなさそう」しか無い。

というわけで、もう少し詳しく、7で本当に不可能なのかということを調べていきたい。

 

ーーー

 

先の8枚での具体的な構成を見てもらえれば分かる通り、構成のキモは「ランクが異なりNo.が等しい2枚」である。

そういったカードを採用しておけば、ランクが異なるがゆえ同時にそれら2枚を選ぶことができるので足し算で作れる数の種類が多くなる上、どちらかが抜かれる際もどちらが抜かれた場合でもNo.が等しいがゆえ足し算で作れなくなる数の種類が少なくなる。

なのでなるべく多くの「ランクが異なりNo.が等しい2枚」を採用した方が、エヴァイユ確実発動EXにしやすい傾向がある。(傾向であって、厳密な話ではない)

ちなみに、「ランクが異なりNo.が等しい3枚」というのがあればもっと楽になりそうだけど、それはNo.39のみが該当する。

が、これら3枚を素材にした足し算でssできるNo.は値が大きすぎて存在しないので、3枚の39を含む7枚のEXデッキではエヴァイユ確実発動は不可能であると分かる。

ゆえに、やはり「ランクが異なりNo.が等しい2枚」をなるべく多く採用しながら7枚を構成することが、エヴァイユ確実発動のためのキモとなりそうである。

 

ーーー

 

「ランクが異なりNo.が等しい2枚」に該当するNo.は以下。

1,2,3,4,5,6,9,15,39,40,43,65,69,73,80,88,92,96,101,102,103,104,105,106,107

主にCNo.のカードたちと思ってもらえればよい。

これらをなるべく使っていきたい。

 

ーーー

 

7枚のEXデッキでなるべくNo.を被らせるためには、以下のような組であればよい。

(a,a,b,b,c,c,k)

ただし、a,b,c,kは非負整数で、k≠a, k≠b, k≠c, a<b<c としてよい。

このような7つの数の組で、エヴァイユ確実発動の条件を満たすものを考える。

 

(1)  aが抜かれる場合:

(a,b,b,c,c,k)の内4つの和が残りの内1つに一致しなければならない。

和の値として用いることができるのは大小関係の条件よりc,kのみであるので、和の取り方は以下のいずれか。

①a+2b+k=c  ②a+2b+c=k  ③a+b+2c=k  ④2b+2c=k

 

(2)  bが抜かれる場合:

(a,a,b,c,c,k)で、aの時と同様にして、和の取り方は以下のいずれか。

①2a+b+k=c  ②2a+b+c=k  ③a+b+2c=k  ④2a+2c=k

 

(3)  cが抜かれる場合:

(a,a,b,b,c,k)で、同様にして、和の取り方は以下のいずれか。

①2a+2b=c  ②2a+b+k=c  ③a+2b+k=c

④2a+2b=k  ⑤2a+b+c=k  ⑥a+2b+c=k

 

(4)  kが抜かれる場合:

(a,a,b,b,c,c)で、和の値として用いることができるのはcのみ。

ゆえに和の取り方は以下。

①2a+2b=c

 

ここで、a,b,c,kが(1)〜(4)の条件を全て満たすと仮定して、そこから導かれる条件を考える。

まず、(4)-①(2a+2b=c)を満たさなければならないことから、いくらか他の式が排除できる。

(3)-①(2a+2b=c)は(4)-①(2a+2b=c)と全く同じ式であるため、(3)-②〜⑤は満たさなくてもよい。排除する。

次に、このc=2a+2bを(1)(2)の式に代入してみると、こうなる。

(1)

①k=a  ②3a+4b=k  ③5a+5b=k  ④4a+6b=k

(2)

①k=b  ②4a+3b=k  ③5a+5b=k  ④6a+4b=k

(1)を見ると、k≠aの仮定から(1)-①は満たすことができない。

仮に(1)-②や(1)-④を満たした場合(2)をいずれも満たせなくなることが簡単に分かるので、(1)-②,④も満たすことができない。

よって、(1)-③を満たさなければならない。

すると同時に(2)-③も満たしたことになるので、(2)-①,②,④は排除してよい。

 

以上より、導かれた条件は以下となる。

2a+2b=c  and  5a+5b=k

そして、この条件さえ満たせば(1)〜(4)全ての条件を満たしたことになる、すなわち、どのNo.が抜かれても足し算が成立する組み合わせを作ることができるので、これは(a,a,b,b,c,c,k)という組におけるエヴァイユ確実発動の必要十分条件となる。これ以外にやりようは無いという意味である。

 

ーーー

 

ホントに大丈夫なのかどうか確かめてみよう。

(a,a,b,b,c,c,k)という組(ただし、2a+2b=c かつ 5a+5b=k)であれば、

a+b+c+c=k  (aかbを抜かれた時)

a+a+b+b=c  (cかkを抜かれた時)

というふうに、どこを抜かれても確かに足し算を成立させられる。

 

ーーー

 

さて、あとはこの式を満たすNo.a,b,c,kを取ってくればよいだけだ。

a,b,cは例の「ランクが異なりNo.が等しい2枚」を用いなければならず、しかもc=2(a+b)よりcは偶数(≧6)でなければならないため、cから見つけていくと効率が良さそうだ。

該当するNo.は…

6,40,80,88,92,96,102,104,106

c=6とすると、a=1,b=2でちょうど…

ダメ。No.1とNo.2に同じランクのモンスターが存在してしまっているため、1+1+2+2=6と選べない。

c=40とすると、a=5,b=15でちょうど…

ダメ。No.15とNo.40に同じランクのモンスターが存在してしまっているため、40とランクが被っていない方の15を抜かれてしまうと、5+15+40+40=100と選べない。

c=80とすると…これもダメ。k=200が存在しない。

これ以上大きなcを取ってきても、やはり大きすぎてkが存在しない。

ということで、残念ながらこの式を満たせるNo.たちはカードプール上に存在しない

つまり、(a,a,b,b,c,c,k)という組においては、論理的にエヴァイユ確実発動は不可能である。

やっぱりか…

 

ーーー

 

というわけで、7枚エヴァイユが可能なのかどうか気になったので詰めてみた。

結果としては、少なくとも(a,a,b,b,c,c,k)タイプのEXデッキでは現在のカードプールでは不可能であることが、論理的に確実に正しい方法で証明できた。

今後カードプール的に(a,a,b,b,c,c,k)タイプでの7枚エヴァイユが可能になるためには、39以外の「ランクが異なりNo.が等しい3枚」や、偶数である新たな「ランクが異なりNo.が等しい2枚」が登場する必要がある。

7枚エヴァイユ自体の不可能性については、まだ(a,a,b,b,k,l,m)タイプなどで不可能であることを証明できていないので、7枚エヴァイユ自体が不可能であると断言はできない

のだけど、先の議論の通り「ランクが異なりNo.が等しい2枚」をなるべく用いた方が構成しやすいという傾向(未証明)から考えると、(a,a,b,b,c,c,k)以外のタイプでも不可能である可能性は高いと考えられる

中途半端なところまでの証明になってしまったことは残念だけど、エヴァイユの組み合わせの条件を考えるのは楽しかったので、とりあえずまとめておいた。

誰かの何かに参考になると、うれしいな…

 

(a,a,b,b,c,c,k)以外のタイプでの不可能性が証明できたり、もしくは可能である構成を見つけることができた人がいれば、ぜひ教えてください。

 

〜〜〜追記〜〜〜

7枚エヴァイユ、全然余裕で可能でした。

流石に不可能性を証明できた(a,a,b,b,c,c,k)タイプではありませんでしたが、不可能性を証明できていなかった(a,a,b,b,k,l,m)タイプでは実は可能だったようです。

例えば(1,1,6,6,14,22,35)という組で可能で、

1+1+6+6=14  (22か35が抜かれた時)

1+1+6+14=22  (6が抜かれた時)

1+6+6+22=35  (1か14が抜かれた時)

と足し算を成立させることができます。

また、カードプール的な問題も大丈夫で、

f:id:psychicnaminami:20221028100623j:image

というふうに、ランクが被らないようなカードの組み合わせが存在します。

一つでも可能な例が見つかれば不可能性は否定されるので、この記事の結論はまるまるひっくり返って「7枚エヴァイユは可能」となりました。

では6枚エヴァイユは可能なのかというと、これは今度こそ不可能です。

6枚の組を(a,b,c,d,e,f)(ただし、a≦b≦c≦d≦e≦f)とすると、

a+b+c+d=e  (fが抜かれた時)

a+b+c+d=f  (eが抜かれた時)

a+b+c+e=f  (dが抜かれた時)

a+b+d+e=f  (cが抜かれた時)

a+c+d+e=f  (bが抜かれた時)

b+c+d+e=f  (aが抜かれた時)

の全てを満たす必要があり、それができるのはa=b=c=d=e=f=0の時しかありません。

(∵1本目と2本目を見比べてe=f、2本目と3本目を見比べてd=e、…としていくとa=b=c=d=e=fが分かります。それを1本目に代入するとa=0となります)

ランクが異なるNo.0が6枚存在しなければこれは構成できませんが、カードプール的に存在しないので、6枚エヴァイユは不可能と証明できました。

よって、冒頭の問「確実にエヴァイユを発動することができるようなEXデッキの最小の枚数はいくつか。」の明確な答えは「7枚」です。

お騒がせいたしました…

 

〜〜〜追記終わり〜〜〜

 

それでは、おしまい!

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

天気いまこう4(捕食植物オフリス・スコーピオ)

f:id:psychicnaminami:20221018082356j:image

やあ。

天気デッキには、定番(と思われる)「天気+永続(+手札誘発)」という構成が存在する。

が、わたくしはこの「妨害できないカード+妨害しかできないカード」という構成のことをあまり美しいとは思っておらず、どうしても「天気で妨害を用意する」か「天気以外のみを使っても勝利できる」のどちらかを達成したいと思っている。

天気で妨害を用意する手段はただ一つで、虹天気アルシエル(以下、光アルシエル)+天気モンスターの成立である。

前回(天気いまこう3(虹天気アルシエル) - 螺旋式うぇーぶ)これを達成すべく考えた構築では光アルシエルの成立に特化したのだけど、それでも展開力の限界で「2枚初動で1妨害」「3枚初動で2妨害」が精一杯であった。(天気を余分に持っていても妨害数を増やせない)

原因は天気モンスターを場に出す方法の限界で、どうあがいても通常の召喚権+天気予報の追加召喚の2体分しか出せないことは大きな問題だった。

ので、今回はその点を解消すべく、天気モンスターを複数展開することができるカードを採用して、光アルシエルの妨害をより強固なものにする方針でデッキを考えていこう!

f:id:psychicnaminami:20221018084758j:image

▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0天気22.10.18】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:0枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】23
ジェムナイト・オブシディア ×2
ローンファイア・ブロッサム ×3
捕食植物オフリス・スコーピオ
捕食植物ダーリング・コブラ ×2
晴天気ベンガーラ ×3
曇天気スレット ×3
極天気ランブラ ×3
雪天気シエル ×3
雷天気ターメル ×3

【 魔法 】15
テラ・フォーミング
ピリ・レイスの地図 ×3
ブリリアント・フュージョン
天気予報 ×3
晴れの天気模様
曇りの天気模様
簡易融合
金満で謙虚な壺 ×2
雨の天気模様
雪の天気模様

【 罠 】2
虹の天気模様
雷の天気模様

【 エクストラ 】15
天霆號アーゼウス
幻影騎士団ブレイクソード
電脳堺龍-龍々
ダウナード・マジシャン
クロシープ
コードブレイカー・ウイルスソードマン
トロイメア・フェニックス
トロイメア・ユニコーン
月天気アルシエル
虹天気アルシエル ×2
アクセスコード・トーカー
閉ザサレシ世界ノ冥神
ジェムナイト・セラフィ
捕食植物アンブロメリドゥス

【サイドデッキ】0

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

展開

捕食植物オフリス・スコーピオは、その1枚+コストからクロシープ+セラフィ+ターメル+永続魔法の盤面を作ることができる。

 

オフリス展開

オフリス+コスト

オフリスnsefダーリンssefブリフュサーチオフリスダーリンでクロシープssブリフュefオブシディアターメルでセラフィssクロシープefターメルss

クロシープ+セラフィ+ターメル+ブリフュ

 

召喚権が余っているし、任意の天気模様の効果を起動することもできるので、これと他の天気カードを組み合わせることによって天気の盤面を広げていくことができる。

 

2妨害

オフリス+天気A+天気B

天気A捨ててオフリス展開天気Bnsターメルef雪置くターメル雪ef予報サーチef晴れ置く天気B晴れefクロシープリリース天気Ass天気A雪晴れで光アルシエルss

光アルシエル+ターメル+天気B

 

オフリス展開で妨害を用意できるおそらく最低限の展開で、なんでもいい天気モンスターを2枚使って2妨害を構えることができる。

なんでもいい天気モンスターとはターメル・ベンガーラ・スレットのことで、シエル・ランブラは天気模様を置く効果があるので使うと展開がより強くなる。(ランブラのアドバンス召喚は特に展開に使わないセラフィをリリースすることで可能なので、実質的にランブラはシエルと同じになる)

また、スレットは展開を伸ばせはしないものの、用いるとリンク素材にした天気模様を場に置き直せるので、盤面をより強固にすることができる。

さらに、天気予報の追加召喚は何故か余っているので、天気モンスターや模様魔法を余分に持っていればそれらを使って3妨害にすることもできる。

 

オフリス+天気A+雪

天気A捨ててオフリス展開ターメルef晴れ置くターメル晴れefクロシープリリース天気Ass天気A雪ef予報サーチef模様A置く雪晴れ模様Aで光アルシエルss

光アルシエル+ターメル+天気A

 

天気モンスターの代わりに雪or晴れでも最低限の2妨害展開が可能。

 

オフリス+ランブラ+モンスター

モンスター捨ててオフリス展開クロシープリリースランブラnsef雪置くランブラ雪ef予報サーチef模様A置くターメルef模様B置く雪模様A模様Bで光アルシエルss

光アルシエル+ターメル+ランブラ

 

天気2枚の代わりにランブラ+モンスターを用いる最低限の展開。

天気を捨てられない場合晴れを起動できずクロシープをどかせないため、用いる天気モンスターはこの場合のみシエルでなくランブラである必要がある。

 

3妨害

オフリス+シエル+天気A

天気A捨ててオフリス展開シエルnsef雪置くターメルef晴れ置くシエル雪ef予報サーチef模様A置くターメル晴れefクロシープリリース天気Ass雪晴れ模様Aで光アルシエルss

光アルシエル+シエル+ターメル+天気A

 

シエルかランブラを含む天気モンスター2枚を使えば模様を1枚分稼げるので、3妨害となる。

このような場合、天気Aとしてスレットを用いていれば天気模様も2枚貼っておくことができる。

 

オフリス+予報+天気A

予報ef雪置く天気A捨ててオフリス展開ターメルef晴れ置くターメル雪efシエルサーチnsef模様A置くシエル晴れefクロシープリリース天気Ass雪晴れ模様Aで光アルシエルss

光アルシエル+シエル+ターメル+天気A

 

天気予報を素引きしていない場合、雪のサーチは必ず予報にする必要がある。

ということは、素引していれば雪で天気モンスター、特にシエルかランブラをサーチできるということなので、3妨害展開が可能になる。

これで、オフリス+天気A+[シエル・ランブラ・予報の内1枚]の3枚初動で3妨害成立ということが分かった。

 

4妨害

オフリス+シエル+スレット+天気A

天気A捨ててオフリス展開シエルnsef雪置くシエル雪ef予報サーチef晴れ置くターメルef虹置くターメル晴れefクロシープリリース天気Assスレットns雪晴れ虹で光アルシエルssターメルef雪虹置く

光アルシエル+シエル+ターメル+スレット+天気A+雪+虹

 

上の3妨害展開に加えて天気モンスターを余分に持っている場合光アルシエル+天気4体が成立するのだけど、さらにそれがスレットであれば虹を場に置いておけるため4妨害成立となる。(アルシエルの下には3体しか置いておけないけど、相手がモンスターを出した後アルシエルの外側の1体を虹で飛ばしてアルシエルの下に天気モンスターを着地させれば4回の妨害ができる)

 

オフリス+予報+シエル+天気A

予報ef雪置く天気A捨ててオフリス展開シエルnsef晴れ置くシエル晴れefクロシープリリース天気Assターメルef虹置くターメル雪efスレットサーチns雪晴れ虹で光アルシエルssスレットef雪虹置く

光アルシエル+シエル+ターメル+スレット+天気A+雪+虹

 

3妨害展開+予報素引きなら雪のサーチをスレットにできるので、やはり4妨害成立可能。

もちろん、オフリス+予報+スレット+天気Aでも可能。

 

オフリス+シエル+ランブラ+天気A

天気A捨ててオフリス展開シエルnsef雪置くシエル雪ef予報サーチef晴れ置くセラフィリリースランブラnsef虹置くターメルef模様A置くターメル晴れefクロシープリリース天気Ass雪晴れ模様Aで光アルシエルss

光アルシエル+シエル+ランブラ+ターメル+天気A+虹

 

3妨害展開に加えてシエルorランブラがある場合は、スレットは使えないものの模様を計4枚置けるので虹を残したまま天気4体を用意でき、4妨害成立。

これで、オフリス+天気A+[シエル・ランブラ・スレット・予報の内2種]の4枚初動なら4妨害が成立することが分かった。

より強いオフリス+[シエル・ランブラ・スレット・予報の内3種]であれば、光アルシエル+天気4体+模様3枚まで行けるので、これがこのデッキの現実的な最大展開ということになる。

 

その他

オフリスの絡まない天気のみの展開は前回の通り。

ブリフュ素引きパターンは割愛。

落としたターメルを晴れで蘇生すればいい感じになる。

 

構築

オフリスと、1枚でオフリスに繋がるロンファ・簡易を最大枚数で合わせて5枚

他にあったら教えてください…(おろまいでビブリスプとかはあるけど…)

シエル・ランブラ・スレット・予報は展開のために引きたいので最大枚数で、その他一般天気としてターメルとベンガーラを3枚。ラズラまで積む理由は一応あるけど、現時点で他を抜いてまで入れるかは微妙。既に40枚に達しているので。

ダーリンオブシディアは一応展開成立第一ということを考えると素引き不可なので2枚。真面目に組むならさすがに枚数を落とす所だと思うけど、今回は一旦目をつぶる。

天気模様は特に展開成立のために引きたいというわけではないから、使うものを最低限の枚数で。曇りと雨は必須じゃないけど魔法なら最悪手から貼れるので選択肢として。逆にオーロラは手貼りできないから無し。

(特に雪も、他の天気模様同様展開成立のために引きたいわけではなく引いたら手札マイナス1の可能性があるため減らした。のだけど、雪は貼っておけば天気モンスターに対する無効系や無効破壊を防ぐことができるいわゆる“貫通札”となるので、それまで見越すなら増やすべき。今回はオフリス展開の貫通札にはならないのと、残存効果により雪後にはオフリス展開を行えない事から増やさなかった。)

ということをやっていたら、手札誘発や永続魔法罠は入れずに40枚に達してしまった。先攻は光アルシエルによる妨害を全面的に信頼すればOKということにするけど、後攻はの後攻性能に期待するくらいしか頑張れる所がない。

コンセプトを変えずに真面目に組むなら、ダーリンオブシディアランブラ天気模様あたりをすこ〜し減らして少しだけ手札誘発を入れるのがいいかな。相当強力な札を積まないと後攻では勝てなそうだから、基本的にはサイチェンで対応する。

 

おわりに

まとめ。

 

オフリスを含む初手の場合、

・オフリス+天気A+天気B→2妨害

・オフリス+天気A+[シエル・ランブラ・予報の内1枚]→3妨害

・オフリス+天気A+天気B+天気C→3妨害

・オフリス+天気A+[シエル・ランブラ・スレット・予報の内2種]→4妨害

 

天気をちょろちょろと回し始めるのがイヤだったので、オフリスを使ってガッと展開できるようにした。

強いのかは分からない…というかたぶんそんな強くはないんだけど、光アルシエルの妨害を最大限生かせる、一つの方向性ではあると思う。

天気はTwitterでの検索性がそれはもう死ぬほど低いことで有名で、かくいうわたくしも他の人の構築を見られなくて多いに困っているので、この記事がそんな誰かの目に届くかは分からないけど届いたらいいな…

 

数多の検索妨害を乗り越えてこの記事にたどり着いてくれた人、読んでくれてありがとう!

 

おしまい。

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

斬機いまこう70(深淵の獣)

f:id:psychicnaminami:20220922182957j:image

やあ。

2022年10月からのリミットレギュレーションでは、7月から引き続いてティアラメンツがトップシェアを誇る。

が故に、それに対抗できる深淵の獣はサイドデッキからの投入率も非常に高く、60枚でP.U.N.K.やサンダードラゴンなどを取り入れた“墓地グッドスタッフ”みたいな感じのデッキでは深淵の獣それ自体をギミックとして使用したりもしている。

ご存知の通り、こういった環境の変遷には何も影響を与えていない我らが斬機は、深淵の獣でスーパーノヴァハイパー大爆散する。二ビルなどの比ではない。

そんな深淵の獣が蔓延る環境で何も考えずに斬機を使用してスーパーハイパーデンジャラス大爆発するわけにもいかないので、何かしら深淵の獣に抗う術を考えていこう。

そして、本題の後に少しだけ本題とは関係ない話もしてみよう。

f:id:psychicnaminami:20220922193706j:image

▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0斬機22.09.23】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】25
パラレルエクシード ×3
増殖するG ×3
夢幻崩界イヴリース
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×2
斬機ダイア ×2
斬機サーキュラー ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3

【 魔法 】11
サイバネット・マイニング ×3
スモール・ワールド ×3
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
斬機方程式
転生炎獣の聖域

【 罠 】4
斬機超階乗
無限泡影 ×3

【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣アルミラージ
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
デコード・トーカー・ヒートソウル
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
アーティファクト-デスサイズ
スカル・マイスター
ラーの翼神竜-球体形 ×3
深淵の獣マグナムート ×3
深淵の獣ドルイドヴルム
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム
アーティファクトの神智 ×3
ジ・アライバル・サイバース@イグニスター

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

深淵の獣が斬機に与える影響

斬機の先攻展開において、深淵の獣は大きく二つのタイミングで打たれ得る。

一つ目は、サーキュラでシグマを落とした後のシグマの蘇生効果。

二つ目はおなじみ、ダイアを蘇生する超階乗。

展開の起点や妨害の要となるポイントに的確に打たれ、非常に厳しい。

しかも問題なのは、マグナムートがドルイドヴルムをサーチすることで1枚でシグマ除外とダイア除外を両方こなしてしまうことである。

これでは、たとえシグマ除外を展開量で貫通して超階乗を構えられたとしても超階乗のダイア除外が確定しているため意味が無い。

 

と、いうわけで深淵の獣対策はその点を解消することを目的とする。

いつものサーキュラからとかの展開に加えてアディオンorサブトラを持っている時に、これでシグマ除外を貫通し、墓地にアディオン+サブトラ+マルチをため光闇を含まない超階乗を打てるようにする展開を考える。

 

展開

サーキュラ+サブトラ

サーキュラ+サブトラ、落としたシグマをマグナムートで除外された所から、

サブトラssサーキュラef超階乗サーチディサイディヴォウィキッドベイルでナブラサーチnsベイルリリースマルチssナブラマルチでダランssefアディオンサーチssダランアディオンでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+超階乗(炎+炎+地)

 

ダイア入りにならないぶん妨害能力が弱まってはいるけど、マグナムートを打たれた後に残せる最大の妨害がコレなので仕方ない。

 

誘発+パラレル+サブトラ

また、誘発+パラレル+サブトラからなら、

アルミラssパラレル×2ssでダランssサーキュラサーチマルチ落としてssサブトラssサーキュラef超階乗サーチアルミラefリリースディサイディヴォウィキッドベイルでナブラサーチダランefベイルリリースナブラssefリリースアディオンssダランアディオンでマスカレss

盤面:ウィキッド+マスカレ+超階乗(炎+炎+地)

 

こんな感じでダイアの代わりに炎か地の斬機を持ってくるようにすればよい。

他のランク4スタートなども大体同様。

ただし、シグマ蘇生から入るわけではない、サーキュラ初動以外のこういった初動では、マグナムートを打たれるタイミングが無いためマグナムートが見えていない状態でコレをやる(つまり、ダイア入りを諦める)必要がある。

深淵の獣を持たれていなければダイア入りを作れないぶん損でしかないため、サーキュラ初動以外では深淵の獣の持っていそうさや、必要な妨害数と相談してこの動きはやるとよい。

 

ところで、サーキュラ初動の場合でも相手がシグマにマグナムートを使わず超階乗まで待つつもりであれば、こちらはいつも通りダイア含む3素材を揃えることになる。(見えてない深淵の獣をケアして炎炎地をためておくこともできるが…)

その場合は超階乗にマグナムートを受けてラプラ不成立になってしまうのだけど、サブトラは温存できるしドルイドヴルムのサーチは1ターン遅れるので、シグマ除外と比べてそれはそれで相手に損がある。どちらの方がキツイかは状況による…

 

構築

で、これを達成するために、アディオン及びサブトラを最大枚数積むことにする。

(サーキュラ3、パラレル3、アディオン3、サブトラ3、ダイア2、シグマ2、ナブラ1、マルチ1)

幸い誘発を15も16も入れる必要は無い(入れても意味が無い?)環境であるため、ギミックのカードを厚くしつつついでに深淵の獣をケアしやすくできることになる。

また、これにより後手の手数をダイアに頼らず伸ばしやすくなるため、サイドデッキにラーの翼神竜-球体形を採用できる。バトルフェイズを放棄しないでティアラの盤面の複数のカードを同時に処理できるカードはこれか闇の護封剣などくらいしかなく、ファイナルの都合上球体形の方がちょっとウレシイ。

 

まとめ(ここまで本題)

深淵の獣対策として、アディオンサブトラをフル投入し、先攻展開に追加で出す事でマグナムートを貫通し、炎炎地を揃え、ドルイドヴルムをすり抜けて超階乗ラプラを成立させる。

これで少なくとも、マグナムートを打たれただけでスーパートリニティスクランブルファイヤー爆発四散することはなくなる。勝てるかは、置いておいて…

 

みんなも深淵の獣(ビーステッド)、ケアしていこうね!

 

おしまい。

 

斬機の立ち位置

さ、ここからは本題とは直接関係の無いことを少しだけ話していこう。

まず、こうして深淵の獣ケア〜とか一生懸命考えているわけだけど、そんなの銀河の中の太陽系くらいにちっちゃなことであって、実際斬機デッキは今の大会環境では使いものにならないレベルだと思う。

大会環境で対戦をする前提でデッキを考える際、わたくしのちっぽけな思考回路ではどうしても斬機を使う理由を生み出せない。斬機の強みがもはや強みではないから。

(斬機の従来の強みは、「ファイナル、超階乗、ダイア入り、サーキュラ(new!)」の4つ。そのうち超階乗を失った、「ファイナル、ダイア入り、サーキュラ」だけのデッキは果たして大会環境デッキ足り得るだろうか。まともな妨害を作り出せない、ファンデッキじゃない?)

なので、現時点では少なくともCSで斬機を使って本気で頑張る気というのがあんまりない。

のだけど、そういう「使ってたデッキ、終わったわ〜w」的な話をツイッターでダラダラといつまでも書き続け、使ってもいないデッキのネガキャンばかりする人というのがわたくしはダイキライなので、ツイッターではあんまりこういう話はしてこなかった。(つもり)

でもそうするとわたくしの本心は隠れたままになってしまうので、愚行を承知でこの誰も読まない記事の最後に付け足して書いてみた。ツイッターではしないから、許してよ〜

 

深淵の獣対策の方向性

深淵の獣対策。

屋敷わらし。また次のターン打たれちゃう。

王宮の鉄壁。自ターンで弱い。

とかいうのは半分冗談で、こういうギミック外のカードでは話にならない。

深淵の獣自体そもそも相手にとってギミック外のカードであるので、自分も相手も都合よくギミック外のカードを引いてて、ぶつけ合ったら対処出来ました〜なんてのは引きの確率的に現実的でもないし、相手のメインギミックに対応する自分のギミック外のカードを入れることもできなくなる。

ではそしたら、こちらのメインギミックを少し変更して、例えばデバッガ+コーダーを採用しコンフリクトを構えられる構築にしてみたらどうだろうか。

(いわゆる【斬機コードトーカー】)

しかしこれも、メインギミック自体の変更を許すならもはや斬機を残す意味が無い

斬機コードは見た目的には「超階乗を打てるコードトーカー」なのだけど、現環境でわざわざコードトーカーに「超階乗を打てる」を付加する必要が無いと思う。(超階乗が弱いから)(サーキュラ自体は強い)

こういったように、深淵の獣から超階乗を守るためにコンフリクトとかフェンリルとか斬機ではないカードを採用し始めると、斬機を減らせば減らすほど強くなってしまう。

だからこういう方向性の構築も却下。

斬機を使うという前提で深淵の獣を対策するために目指すべき方向性は、斬機のギミックを強化または維持しながら深淵の獣を対策できることとなる。

そういった点で今回上で述べた深淵の獣対策はアディオンサブトラ増やしと斬機自体のギミックを強化しながらの対策ができているし、ナブラマルチを活用しているためそれらを採用しないことの多い斬機コードとは違った斬機特有の性質を生かすことができている。

斬機らしさを残したまま問題解決に近づくことができたので、わたくしちょっとまんぞくである😊

 

おわりに

深淵の獣(ビーステッド)、いやだよね…

先攻展開だけじゃなくて後攻でもやばくね?とか、

フェンリルの除外で色々飛ばされるもやばくね?とか、

ティアラにラプラ意味なくね?とか、

実は前期からの課題はまだいろいろ残ってるんだけど、とりあえず今回1歩前進って感じなのでこれを読んでいるあなたもぜひ1歩とは言わず2歩3歩進めてみてね。

 

斬機よりゼンマイがアツい時代が来るなんて、サーキュラ来た頃には思いもしなかったよ…

 

遊戯王っておもしろいね!

 

おしまい。

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

コードトーカーいまこう2(EXリンクまとめ)

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やあ。

きょうは、こちらの【コードトーカー】を久々に組んだので、色々考えていこう。

スモールワールド、斬機サーキュラー、Gゴーレムクリスタルハートなど新たな仲間たちを加えた新生コードトーカーの出陣だ!

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0コードトーカー22.09.01】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】25
ガッチリ@イグニスター
コード・エクスポーター
コード・ジェネレーター
サイバース・ガジェット
ドットスケーパー
パラレルエクシード ×2
フォーマッド・スキッパー
マイクロ・コーダー ×3
リンク・インフライヤー
レディ・デバッガー ×3
夢幻崩界イヴリース
斬機アディオン
斬機サブトラ
斬機シグマ
斬機サーキュラー ×3
灰流うらら ×3

【 魔法 】14
サイバネット・オプティマイズ
サイバネット・コーデック ×3
サイバネット・マイニング ×3
スモール・ワールド ×3
墓穴の指名者 ×2
斬機方程式
転生炎獣の聖域

【 罠 】1
サイバネット・コンフリクト

【 エクストラ 】15
トークバック・ランサー
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣ベイルリンクス ×2
アップデートジャマー
コード・トーカー
コード・トーカー・インヴァート
スプラッシュ・メイジ
Gゴーレム ・クリスタルハート
エクスコード・トーカー
デコード・トーカー・ヒートソウル
トランスコード・トーカー
アクセスコード・トーカー
ファイアウォール・ドラゴン
双穹の騎士アストラム

【サイドデッキ】15
増殖するG ×3
斬機ディヴィジョン
サンダー・ボルト ×3
ハーピィの羽根帚
斬機刀ナユタ
拮抗勝負 ×3
無限泡影 ×3

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このデッキは「構築王」によって作成されました。

 

はじめに

久々なのでイチからこのデッキのことを確認しておく。

これは「リンク値2体分+コーデックに繋がるカード」から「トークバック+エクス+アストラム+FWD+ベイル」のEXリンクを完成させつつ「イヴリース送りつけ+聖域」や「FWDにガッチリ付与」などのオプションを付け加えてより強固な盤面を作ることを目的とするデッキである。

 

2体分+コーダー(イヴリースだけ)

ごく基本的な展開ルートを紹介しておくと、例えばガジェ+コーダーから

としてEXリンク+イヴリース送りつけの盤面を作ることができる。

途中、光でデバッガサーチ→イヴリースサーチとしてイヴリースに触った。

 

2体分+コーダー(ガッチリだけ)

また、ガジェ+コーダーから

このように光でスキッパーサーチ→ガッチリサーチとすることでEXリンク+ガッチリFWDの盤面を作ることができる。

つまり、光のサーチでデバッガorスキッパーを選択することでイヴリースorガッチリのどちらを付け加えるかを選択できるようになるということである。

最初の2体分にイヴリースやガッチリ(スキッパー)が含まれる場合に光で片割れをサーチすれば、両方揃う。

これが基本的な展開ルートとなり、ここから派生して様々な展開方法がある。

 

2体分+コーダー+1体分

例えば、ガジェ+コーダーに加えてもう1体分サイバースを追加できるようであればイヴリースやガッチリの素引き無しで両方揃えることができる。

このようにして、1体分浮くことを利用してジェネの墓地送りをイヴリースにして光でスキッパーサーチとすれば両方揃う。

 

2体分+コーダー(イヴリース+ガッチリ)

また、実は、純粋なガジェ+コーダーからでもイヴリース+ガッチリは両方揃う。

このようにジェネでスキッパー落とし、光でデバッガ→イヴリースサーチとしつつ展開を伸ばさなければならないためトランス+エクスでメイジを出す。

余分にクリスタルハートを使うことになる。

ちなみに、このルートであればジェネでスケーパーを落とさなくてよくなるためスケーパーを最初の2体分として使えるようになる。

 

2体分+コーデック(イヴリース+コンフリクト)

ここまではコーダーでコーデックをサーチして展開する2体分+コーダーに関する展開だったのだけど、実は2体分+コーデックのようにコーデックを素引きしているとイヴリースやガッチリに加えてコンフリクトを追加する選択肢も手に入る。

ガジェ+コーデックから

と基本展開(イヴリースorガッチリ)と同様にしつつコーダーで余分にコンフリクトをサーチすることができた。

(上のようにガジェ初動の場合、素コードの素材を効果モンスターに変換するためにメイジを使用してしまう。その分、後半のヒートソウルの素材にはクリスタルハートを用いることになる)

 

2体分+コーデック(イヴリース+ガッチリ+コンフリクト)

そしてやはり2体分+コーダーと同様、イヴリースやガッチリ(スキッパー)を最初の2体分に含んでいたり、含んでいなくてももう1体分を追加できたりするなら、イヴリース+ガッチリ+コンフリクトを全て揃えることができる。

なのだけど、やはり、基本を逸脱した展開をすることで純粋な2体分+コーデックからでもイヴリース+ガッチリ+コンフリクト全てを付けることもできる。

2体分+コーダーのイヴリース+ガッチリ展開と同様ジェネでスキッパー落とし、光でデバッガサーチをしつつ展開を伸ばさなければならないのでトランス+エクスでメイジを組んで展開する。

(メイジとクリスタルハート両方を展開内で使う必要があるため、先のようにガジェ+コーデックからでは同様にはできない。ジェネでスケーパー落とし、光でスキッパー→ガッチリ、アクセス闇でイヴリースサーチとすることでガジェ+コーデックからでも可能。)

ここまでが、コーダーorコーデックを含む弱いハンドでの最大値の出し方となる。

 

1体分+コーダー+コーデック

ここからは、イヴリースを最序盤に送りつけて相手のニビル、泡、ビーステッド、ハゥフニス、ケルベクなどの誘発をケアしながら展開する方法を考えていく。

イヴリースを最初の2体分に含むような、2体分+コーダーや2体分コーデックなどであればもちろん話は早くて、問題はそれ以外のコーデックを素コードで起動してイヴリースをサーチするパターンである。

1体分+コーダー+コーデックから

と、コンフリクトを諦めてオプティマイズをサーチすることで闇サーチのイヴリースを通常召喚し4回目トランス前のイヴリース送りつけができる。

 

ss2体分+コーデック

また、ss2体分+コーデックからなら

オプティマイズを使わずにイヴリースを召喚できるため(ニビルは食らうものの)トランス前イヴリース送りつけができる。

 

ss3体分+コーデック

この場合も、闇でイヴリースに触るためコーダーが絡まないのでコンフリクトを諦めることになる。

のだけど、現実的にss2体分として使うカードは大抵サーキュラであり、サーキュラはss3体分であるため

ジェネでコーダー落とし、光でスキッパーサーチの流れでトランス前イヴリース送りつけをしつつイヴリース+ガッチリ+コンフリクト全てを揃えることができる。

 

ss2体分+コーデック+手札サイバース

方程式が無いss2体分+コーデックの場合でも、手札に使わないサイバースが余っているだけで

のようにジェネでスキッパー落とし、光でデバッガ→コーダーの流れでトランス前イヴリース送りつけ+ガッチリ+コンフリクトが可能。

 

トランス無効

ハンド次第の場合分けはこれくらいにして、次は誘発貫通展開。

純粋な2体分+コーダーでトランスに泡、ヴェーラー、ビーステッドなどを貰った場合でも

と展開することでイヴリースやガッチリは追加できないものの従来通りのトークバック+エクス+アストラム+FWD+ベイルのEXリンクが成立する。

 

トランス無効(イヴリース)

またこの場合、光やジェネの墓地送りはどうしてもサーキュラやスケーパーなど展開に割かなかればならないわけだけど、闇の起動が余っていれば

アクセスの闇でイヴリースに触ることでイヴリースを追加した展開にすることもできる。

アクセスを先攻で消費してしまうと返しのターン困る可能性が若干あるけど、FWDでアクセスを回収すれば問題ないことが多い。

また、基本的にヒートソウルのドローは各サーチの後に行うべきであるけど、このトランス無効のルートの場合はパラレルサーチの後パラレル特殊召喚の前にドローしてしまうと2枚目のパラレルを引いて止まってしまう可能性があるので、風サーチより前にドローを行うようにする。

 

3体分+ジェネ

さて、ここからはコーダーやコーデック以外から始める方法を考える。

ジェネというカードはコーダーに触ることができるため、3体分+ジェネから

ジェネで素コードでコーダー落とし、メイジでコーダー蘇生、トランス特殊召喚としてコーデックにこぎつけることができる。

アクセスで闇を起動してイヴリースをつける展開まで可能。

パラレルを用いない展開のため、最初の3体分はスキッパー1枚で賄うこともできる。

 

ss2体分+ジェネ

一方、ジェネを通常召喚できれば直接コーダーをサーチできるため

こんな風にメイジを最初ではなく途中で使う展開にすることもできる。

上と同様アクセス闇でイヴリースサーチまで可能なため最終盤面に差は無いけど、こちらはエクスポーターの代わりにパラレルを使うため最初のss2体分としてエクスポーターを使うことができる。

(エクスポーターを手札からリンク素材にして1体分目、回収したジェネは手札リンク効果を使ってないので2体分目にできる)

エクスポーター初動でないなら、上と同じように風でエクスポーターサーチの展開でもどちらでもよい。

 

ss3体分+ジェネ

上のジェネ初動の展開はどちらも光でサーキュラをサーチして展開に使うのでサーキュラを初動にすることができない。

が、サーキュラ+ジェネ初動の場合はむしろサーキュラがss3体分となるので

こんな感じで光でスキッパー→ガッチリ、アクセス闇でイヴリースに触ってイヴリース+ガッチリを両方付けることができる。

 

7体分

最後に、コーデックが絡まない展開を考えてみる。

コーデックやコーダーを引けていなくても、リンク値7体分(ただし、1体以上☆2以下を含むこと)を用意することができれば

イヴリースやガッチリは無いもののトークバック+トランス+アストラム+FWD+ベイルのEXリンクまでこぎつけることができる。

3体分を消費した時点でトランス+ヒートソウルの盤面になるので、7体分未満の時でもここまでやって1ドロー分でコーデックか7体分が揃えば展開可能。

なにも引けなくてもトランス+ヒートソウルは最低限の妥協盤面だし、トランス+FWDやFWD+ヒートソウルまでやって止まることもできる。

 

その他色々

手札リンクを使うとケルベクに反応される。故に、イヴリース+手札リンクがある場合は手札リンクを使わずにイヴリースを送りつけたあと手札リンクを使うことでケアする。

イヴリースをカチカチにするために聖域発動+墓地ベイルを目指す。ベイルは聖域さえ貼れば転生できるので最後に転生してもよいけど、ヒートソウルのドローをなるべく全てのサーチの後に行いたいため、先にベイルやスキッパー、アクセス闇のサーチを済ませてからヒートソウルを使うようにする。(故に、ベイルは適当なタイミングで先に出しておく)

トークバックで蘇生するのはトランスorエクスのどちらかを選べる。トランスでトランスとトークバックにだけ対象耐性をつけても意味ない気がしたので、それよりもサンボルやブラホを食らっても自身が爆発するだけで済むエクスの方がよい気がする。

 

おわりに

今回はとりあえずEXリンク展開に関することだけで終わり。

構築の採用不採用の話やサイドチェンジの話なども書きたかったけど長くなるのでまたおいおい…

細かな展開ルートに関しては一晩で考えた程度の浅〜いものなので、もしもっとよい展開できるよ!みたいなことがあったらこっそり教えてください。

 

それでは、おしまい!

 

Twitterバラノラ (@psychicbaranora) / Twitter

ゼンマイいまこう7(採用カード)

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やあ。

前々回ゼンマイいまこう5(マイティ無制限) - 螺旋式うぇーぶはデッキの構想、前回ゼンマイいまこう6(網羅系) - 螺旋式うぇーぶは展開ルートの網羅をやったからきょうはもう少し細かな1枚1枚の採用カードについて考えていこう。

日々研究が進んでいるがゆえ前々回、前回と比べても構築は変わってきているし、なんなら今後も変わっていくと思うんだけど、とりあえず今の段階での考えを記していく。

いまこう!

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▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デッキ名:【0ゼンマイロンゴミ22.07.29】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 モンスター 】30
サイコウィールダー
ゼンマイウォリアー ×2
ゼンマイシャーク ×3
ゼンマイドッグ ×2
ゼンマイネズミ ×3
ゼンマイマジシャン ×3
クシャトリラ・フェンリル ×2
レスキューキャット ×3
増殖するG ×3
灰流うらら ×3
No-P.U.N.K.セアミン ×2
No-P.U.N.K.フォクシー・チューン
SRタケトンボーグ
SRベイゴマックス

【 魔法 】10
スモールワールド ×3
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
緊急テレポート ×2
金満で謙虚な壺 ×2

【 罠 】0

【 エクストラ 】15
天霆號アーゼウス
幻影騎士団ブレイクソード
発条空母ゼンマイティ ×3
No.75 惑乱のゴシップ・シャドー
ダウナード・マジシャン
No.41 泥睡魔獣バグースカ
No.86 H-C ロンゴミアント
No.60 刻不知のデュガレス
スプライト・エルフ
リプロドクス
発条補修ゼンマイコン
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー

【サイドデッキ】15
ダイナレスラー・パンクラトプス
原始生命態ニビル
獣王アルファ
粘糸壊獣クモグス
コズミック・サイクロン ×2
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×2
発禁令 ×3
拮抗勝負 ×3

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このデッキは「構築王」によって作成されました。

メインデッキ

シャーク×3

最強のゼンマイ。

初動としては条件を満たせば召喚権を使わずに展開を伸ばせる上、最低限2枚組で初動にもなるので、1枚初動外のカードとしては最も引きたいカード。

展開中に3枚消費することもあるので、減らす意味はない。

マジシャン×3

召喚権な上、組めるのが1枚初動外だとシャークかセアミンだけなので手札爆事故に加担する時もあるけど、高頻度でできるマジ+ss☆3×2やマジシャークが妨害を貫通し得る強力な展開なため、引きたいカードとして3枚。

展開中に3枚使うのはアトラクター貫通やスモワで飛ばした時、2枚素引き時など限られるけどたまにあるので保険としての意味合いも。

ネズミ×3

展開中に3枚使う。

けどロンゴミの素材数を妥協すれば2枚で良かったりもするから、スモワで飛ばしたりしてもギリ大丈夫。

シャーク、セアミン、ss☆3とギリ組めるから初動になるけど貫通力はない。

だからあんまり引きたくはない。

ドッグ×2

猫で最低1枚は出す必要がある。

けど理想的にはネズを消費したくないし、ドッグ素引きやスモワで飛ばすと猫が使えなくなるから2枚。

7素材ルートだと結構マジでリクルートするから、シャークと合わせて一定枚数デッキに残っていてほしい。

引いたらほぼネズと同じで弱い。

ウォリアー×2

ロンゴミの素材として1枚は要る。

ウォリ素引き時にマジで出すためや、リプロ無効時に戦士族を2体並べるためにも2枚目は使うときがあるけど、一番はスモワで飛ばすため。

灰流、ベイゴマ両方と繋がってるウォリは、ウォリでなきゃ経由できないカードがいくつか存在するから躊躇なくスモワで飛ばすために2枚。

引いたときは何よりも弱い。

初動には加担しない。

レスキューキャット×3

1枚初動は最大枚数。

ドッグ×2か、ドッグが足りなければドッグ+ネズを出してデュガレス使用5ロンゴミを出せる。

フェンリルがいても成立する1枚初動なので、フェンリル+スモワみたいなときはベイゴマよりこちらを優先したり。

ウィールダー

スモワの経由用。

マジ→→灰流とかがウィールダーが無いと繋がらないので仕方なく。

緊テレかぶりの時もセアミンが足りなくなるので、ウィールダーを出す。

引いたときはまあ無難にss☆3だけど、わざわざ増やしたくはない。

セアミン×2

緊テレから2体並べるために最低限の2枚。

一応マジ、ネズ、ドッグとは組めるしシャークと組むと7素材もいけるけど、召喚権が必要で貫通力がないので増やしたくはない。

フォクシーチューン

緊テレから2体並べるために最低限の1枚。

引いたときはただのコストのあるss☆3なのでこれも増やしたくはない。

ベイゴマックス

最強1枚初動。

デュガレス使用6ロンゴミにいける。

これのためにスモワを採用している。

フェンリルがいると1枚初動としては動けないから、スモワでは猫を持ってきたり。

タケトンボーグ

特に不意に出せたりはしない。

灰流うらら×3

G止め兼手札誘発。

増殖するG×3

抹殺用兼手札誘発。

メインからの3枚目の優先度は結構低いけど、これ以上入れる展開札もないので結局これ。

フェンリル×2

金謙スモワで拾って後手で妨害を踏める。

先で出してもこれを維持しつつロンゴミはいけるので、出し得。

スモールワールド×3

1枚初動みたいなもん。

フェンリル、灰流も持ってこられる上、手札の展開札と合わせて貫通力の高い組み合わせや7素材にいける組み合わせを狙って揃えられるので、最強。

緊急テレポート×2

1枚初動。

モンスターでないからスモワでは拾えなくて素引きか金謙でしか触れないけど、場にモンスターがいても純粋に召喚権を使わずに☆3×2を並べられるのはハイスペックすぎ。

金満で謙虚な壺×2

最強1枚初動たちを拾ったり、指名者、サイチェン後の捲り札も柔軟に拾いにいける最強カード。

これを使うために、EXを6枚飛ばしても大丈夫な展開ルートを持つ構築を選択した。

墓穴の指名者×2

灰流とGを消し飛ばす。

抹殺の指名者

灰流とGを海の藻屑にする。

エクストラ

マイティ×3

展開ルートでは2枚までしか使わない。

1枚目のマイティを無効にされて止まった時とか、その後の展開であと2枚使う必要があるので3枚。

一応展開中に3枚使うことでリプロに無効を貰ってもウォリ2枚目を出してリカバリするなど融通を利かせることもできる。

ブレイクソード

ランク3の突破力。

コレで妨害を踏んだ後にロンゴミに行ったりする。

ゴシップシャドー

ロンゴミの下に重ねる。

エルフのリンク先に出して、コレに泡を受けるのを防ぐ。

ロンゴミアント

最終盤面。

リプロを受けたマジ+ウォリで出すのが基本で、リプロを無効にされたりしたらウォリ×2で出す。

デュガレス

猫で5素材行くにははコレが必須で、他のルートではコレを使うと素材数を1個増やして6素材や7素材に行けるようになる。

代わりに次のメイン1を失う、すなわちロンゴミの破壊効果で壁モンスターを破壊してから攻撃できる1ターンを失うので決着が1ターン伸び、実質的に素材1個分を減らしてしまってプラマイゼロ…のように思えるけど、実際は相手が壁モンスターを伏せた場合エルフの蘇生効果でマイコンをつり上げてアタッカーを増やすことができるため、それによってメイン1スキップのデメリットをちょうどカバーできている。

ロンゴミで壁モンスターをつぶしてエルフとマイコンで攻撃すれば3200ダメージ。

バグースカ

ランク4の蓋。

ロンゴミを出すルートでは使うことはないけど、ウォリが欠損したりゴシップに妨害を受けたり、なんらかの理由でロンゴミが成立しなかった場合に立てられる制圧持ちとして。

今のところ一番いらないかもしれない。

ダウナードマジシャン

高級な下敷き。

アーゼウス

突破力。

エクシーズ1体分を展開前に立てることが得意なので、自然に捲りとして使える。

ロンゴミ展開はメイン2に行っても全く問題ないというのもマル。

アクセスコードトーカー

ワンキル用。

ダメージの与えられる状況で展開が許されるなら、ロンゴミ成立しなくてもコレとかでワンキルしてしまえばOK。

アクセス+デュガレスとかが楽。

トロイメアユニコーン

マイコンからアクセスに繋ぐ際に途中で出す。

スプライトエルフ

最終盤面をエルフ+ロンゴミにする。

することで、デュガレス後や4素材のとき攻撃前にロンゴミの破壊効果が使えない状況で壁モンスターを伏せられても、マイコンを蘇生して確実に3200ダメージを与えられるようになる。

対象耐性も、Gで引いてきた無効系を最後のゴシップに当てられなくなったり、一応ロンゴミに対するエクシーズオーバーディレイをケアすることができる。

デュガレス不使用なら、メイン1にとっととユニコーンアクセスへ。

リプロドクス

マジを戦士族にする。

それだけだけど、なにか他に奇跡的な使い道があるかも…?

マイコン

展開で使う。

使用後はリプロ、ユニコーンの素材にしたり、エルフで蘇生したり。

普通に展開してると、唯一ビーステッドに抜かれてしまうのがこのカード。

展開に支障はないけど…

サイド

パンクラトプス

モンスターの後攻捲り札はスモワでゲットできるので、サーチのききやすい地属性を散らして採用。

金謙+スモワによって1枚差しのカードでもかなりの高確率で拾うことができる。

それ系で唯一バックに触れる上、自主退場して他の捲りモンスターやベイゴマを阻害しないので、えらすぎ。

アルファ

散らし要員。

パンクラより弱いけど、パンクラは制限だしそうでなくても別名がほしいので。

無駄に獣族なので、地属性なのにネズ、ドッグ、猫と繋がらない。

モグス

どうしてもやばいアライバルとかそういうのを立ててくる相手に。

ティアラとかスプライトとかメジャーな対面だとあんまり使わない。

ライトニングストーム×2

メジャーな対面にも入れるバック割り。

結界波とかサンボルとの選択だけど、ペルレイノやスキドレ、スマッシャーズやドラゴンバスターブレードが残ってダメなときもあるので前後ろ選べるコレがいい。

拮抗勝負×3

ライストと同じような感じ。

通ったときのリターンが安定してるのと、スプライトの魔封じに屈しないのがエラ。

発禁令×3

先攻札。

ティアラ相手にはバーミリオンやハゥフニス、それ以外にはまあありそうな手札誘発を宣言してロンゴミを成立させる。

ティアラの誘発に意味がないので、半魔導ではダメ。

アトラクターを打たれて死にものぐるいで5ロンゴミを立てても耐えられて負けそうなら、ロンゴミアントを宣言して一生5ロンゴミでいてもらうという選択肢もある。

けど、実践したことはない…

ニビル

ここからは地元の公認大会のための采配というのがちょっとある。

抹殺用と、どうしようもない展開系に対して。

羽根帚

ゴリゴリの罠デッキに対して。

コズミックサイクロン×2

シャドールークに対して。

サイチェン

後手で抜きがちなのは指名者×3、マジ、ウォリ、ドッグ、ウィールダー。

後半4枚は展開に必須な枚数だけ残して、スモワ用とかそういう分を抜く。(のでたまにスモワやデッキ破壊、素引き等で展開が狂うこともあるけど頻度は低い。)

この7枚をベースに、他のいらないカード(Gやフェンリル等)を抜いたりどうしてもいるカード(墓地メタデッキに対するマジなど(ネズで展開を伸ばせない時に強引でマジで伸ばす))は抜かなかったりして、サイドのカードを入れる。

 

ーーー

 

以上。

やみくもに全採用カードにひとこと付けただけにはなってしまったけど、実際デッキの内容などこの70枚が全てであるので、この70枚について考えてしまえばもう足りないことなどない。

初動札の枚数、スモワ、サイチェン、エルフなど構築をパッと見ただけでは伝わらないかもしれない雰囲気を伝えるための記事だったので、こんなもんかと。

 

わたくし自身も研究中の身でありますがゆえ、わたくしがたどり着いてなさそうなことにたどり着いた方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください。

こちらはなんでも出します。

 

なわけで、おしまい!

 

Twitterきざみのり ガムシロ (@psychicbaranora) / Twitter