やあ。
抹殺の指名者が制限になった。
毎回、指名者が1枚ずつ減っていくたびに「1枚しか減ってないし✌️」とか思っていたわけだけど、実際のところもう6枚→3枚まで減ってしまっていて、増殖するGに耐性のない我らが斬機からすれば無視できない枚数になってきた。
先攻を取っても増殖するGを通されるだけで簡単に負けてしまうようでは、もうなんというか、あの、キツイ。イヤダ。
というわけで、これを機に、これまでの叡知をかき集め増殖するGに対する耐性をつける方法を考えていこう。
▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【0斬機21.12.20】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
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【 モンスター 】29
バックアップ・セクレタリー
バランサーロード ×3
マイクロ・コーダー
レディ・デバッガー ×3
増殖するG ×3
屋敷わらし
斬機アディオン ×3
斬機サブトラ ×3
斬機シグマ ×3
斬機ダイア ×3
斬機ナブラ
斬機マルチプライヤー
灰流うらら ×3
【 魔法 】6
サイバネット・クロスワイプ
サイバネット・マイニング
墓穴の指名者 ×2
抹殺の指名者
転生炎獣の聖域
【 罠 】5
斬機帰納法
斬機超階乗
無限泡影 ×3
【 エクストラ 】15
塊斬機ダランベルシアン ×2
塊斬機ラプラシアン
炎斬機ファイナルシグマ
リンク・ディサイプル
リンク・ディヴォーティー
転生炎獣ベイルリンクス
アップデートジャマー
コード・トーカー・インヴァート
サイバース・ウィキッド
スプラッシュ・メイジ
I:Pマスカレーナ
トランスコード・トーカー
トロイメア・ユニコーン
アクセスコード・トーカー
【サイドデッキ】15
アーティファクト-ロンギヌス
ドロール&ロックバード ×3
原始生命態ニビル
屋敷わらし
ハーピィの羽根帚
ライトニング・ストーム ×3
禁じられた聖杯 ×3
レッド・リブート
王宮の勅命
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このデッキは「構築王」によって作成されました。
斬機の先攻展開に対する増殖するGの打つタイミングは主に以下の2通り。
・ss斬機の効果にチェーン
・ディヴォの効果にチェーン
ss斬機で打つのが最も早いタイミングであるけど、そのタイミングでは基本的に☆4×2が場に揃うため2ドローでランク4に行くことができる。
これを嫌った相手はディヴォの効果に打つのだけど、それはそれでディサイのマリガン後となる。
どちらのタイミングで打ってくるかは相手の考え次第なので、こちらとしてはその両方の場合に対応できる止まりどころを用意しておきたい。
帰納法
ランク4で止まれる場合、ダイア入り超階乗ができない組み合わせであれば、帰納法を持ってくることで妨害を用意できるようになる。→斬機いまこう32(斬機帰納法) - 螺旋式うぇーぶ
明確なGの止まりどころを手に入れられる代わりに、ほぼそれでしか使えないカードを1枚採用することになる。
マスカレーナ
ディヴォにGを打たれた場合トークン×2でマスカレを出して止まることで、こちらの場合でも2ドロー1妨害を達成することができる。
ただ、聖域をサーチできていないので1枚手札を捨てる必要はある。
利点としてはこの使い方以外にも、斬機いまこう24(上振れ展開:マスカレ、1ドロー) - 螺旋式うぇーぶで書いたようにツヨめの手札の時に最後に添えることができるというものがある。
ついでなのでこの動きについて少し考えてみる。
マスカレを最後に出す場合、理想はウィキッド+ダラン+マスカレ+超階乗という盤面を作り、マスカレ+ダランでユニコーンを出した後超階乗で妨害する動きになる。こうすることで、一滴でまとめて無効にされなくなる。
のだけど、実際はここまで展開できるのはマレで、ウィキッド+マスカレ+超階乗までで終わってしまうことが多い。
そうなると、マスカレを先に打つとウィキッド起動ができなくなり、超階乗を先に打つと一滴の危険やラプラの無効との順番の兼ね合いが発生する。
ので、正直ウィキッド+マスカレ+超階乗という盤面が見た目以上には強くない。
もちろん無いよりはマシなので、マスカレがEXにあるという前提であれば積極的に狙うべき展開ではある。
しかしもちろんEXに入れること自体が欠点であり、ユニコーン含めて2枠必要とするので今回のようにダラン3枚目とリングリを入れないことになる。
リングリは今期幻影が減って役割対象であった霧剣を消すことが無くなり、ほぼ使うことはないのでそういうときであればマスカレの枠もギリ許容…かな…という。ダラン3枚目も墓穴は普通にダメだけどGで止まって2素材超階乗というのを帰納法に切り替えることもできるので、帰納法入りなら…大丈夫…かな…。
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ともあれ、帰納法、マスカレを両方採用しておくとほぼどんなGの打たれ方をされても2ドロー1妨害までは行けるようになるので、アンチ指名者時代を生き抜くためにそういったモノを取り入れていった方がいいのかな。
(しかし、実はデスピア、ドライトロン、ふわんだりぃず等のデッキ相手には無効系妨害の方が圧倒的に使いやすく、帰納法やユニコーンの除去妨害がまともに機能するのかは甚だ疑問である。ピエン)
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で、ここからは、こういったGの止まりどころを取り入れた今期の構築をどうすればよいのかを少し考えていく。
まずサイバース枠として、パラレル。
相変わらず無効系が流行り初めて、非常に立場が危うい。
の上に、実はパラレルが絡む初動はパラレルがアバレssを繰り返すがために先ほどのようなGの止まり方ができない。
ので、今回の構築方針に合わせるために、とりあえず不採用とする。
次はデバッガ。
バランサと合わせて無効系に強い展開をするために、こちらを採用していく。
そうなるとジェネorコーダーの選択がある(斬機いまこう54(マイクロ・コーダー改) - 螺旋式うぇーぶ)のだけど、なんか雰囲気的にコーダーを採用してクロスワイプなどを入れるのが一見噛み合ってそうに見える。
実際、クロスワイプがあるとGで止まっても妨害を残せたり、マイニングで斬機を捨ててss回数を増やさずに3素材超階乗を狙ったりできるようになるので方向性は合っているのだけど、それはもはや罠を入れているのと同じようなもので、罠(に相当するカード)を引けていればGに耐性がつく、というごく当たり前の現象を起こしているだけなのである。別に噛み合っているわけではない。
のだけど、別にジェネの方がよい理由も今回はあんまり無い(しいて言うならゴミが多い、というのはある)し、構築方針に合わせるためにとりあえずコーダーということにする。
(さらに、マスカレ採用なのでコーダーならデバッガ+シグマでマスカレに行けるという利点が一応ある)
斬機の動きに関わらない採用カードについてはまたの機会に。
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というわけで、Gの止まりどころと、その構築について少し考えてみた。
増殖するGなんて今期に限らずこれまでもこれからもずっとつきまとう問題なので、今回極端に構築を寄せてはみたけども様子を見ながら帰納法、マスカレ、コーダー、パラレルなどそれぞれやったりやらなかったりして調整していくのがよいと思う。
罠型にするとか、もっと根本的な解決方法を知っている人がいたら、こっそり教えてください。
それでは、おわ袖!